兵庫県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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ファイティングポーズ

2021/08/21 07:10
  

私の中で

最近とても頭に残っている言葉があります。


オリンピックで銀メダルという結果をうけて

そのチームのコーチの1人が

彼女たちによせた言葉。



もちろん銀メダルを取れた結果が素晴らしいものだけれど、選手たちはどんなに厳しくハードな練習や環境の中でも、常に「ファイティングポーズ」を取り続けた。その人間力が本当に素晴らしくて、尊敬している。


というものです。




昨日のミーティングでも話したのだけど


巡ってくるチャンスは、

すべて「一期一会」の一瞬の出来事だと

常々思います。

その場、その時、そのシチュエーションで、

どんな自分を出し切れるかは

いつも、あなたが、わたしが、

どんな構え方でその出来事にあたることができるか。それによって

納得のいくその後になるかならないかが決まるように感じます。

今のBRUINSは、その一瞬一瞬を逃さず切り取る瞬発力をもっと鍛えていきたいとおもうのです。

だからこその「ファイティングポーズ」。




心と体のファイティングポーズ。



すぐに手を伸ばせて掴みにかかることができる。

すぐに足を踏み出せてのめり込むことができる。

重心はおへその少し下。

スタンスは肩幅より少し広め。

足の裏はしっかり地面を捉えている。

後傾よりも、すこし前傾。

焦点は、ちゃんとそのものを捉えている。


頭の中はいつも「考える自分」をスタンバイ。

予測や先読みを楽しめるようになると

きっと倍速で上達や成長を感じられるようになる。


たとえばそこまで辿り着けないときもある。

雨アラレのようにタフな状況が降り注ぐ中や、

なかなか結果が出ない時、

心の99%がネガティブで塗られかけても

1%のポジティブがあれば

また挑み続けることができる。

目を見開こうとし、足を踏み出そうとし、この手で掴もうと挑む「たたかう姿勢」であること。

心も体も。むしろ心が。

もうダメだと思った時は後退のサイン。

何も考えずに棒立ちでいても、きっと後々なんにも残りはしない。





自分自身をこんなふうに磨きながら、

なおかつ同じように挑む仲間の存在に支えられたからこそ、あのチームは銀メダル🥈だったんだろうなと

少し想像がつきます。


「私たちはできる」

私たちだってそう思うからこその毎日です。






夏休みの終盤に入りました。

今日のオフを挟んで

来週はなかなか濃い濃いの「チームの時間」です。

緊急事態宣言が発令され

外部の方との接触は様々な条件が課されました。

すみません。

しばらく、保護者の方々と卒業生OGの皆さんは、

チームの練習を観に来てくださることをご遠慮しなくてはなりません。

よろしくお願いします。また来ていただけるようになる時期まで、チームがガラリと変わっていられるようにがんばります。



前向きで、前のめりの、前傾姿勢。

「ファイティングポーズ」で挑み続ける。

そしてそれは人間力と称される。

どんなオトナになりたいか、

あなたは誰かの心に響く存在になることができるか。

そんな青くさいことを、大真面目に、やるんです。

そんな8月の後半が始まります。





今朝早く、夢を見て、

それはバスケットの試合の夢でした。

いつからか私は自分自身がコートの中でボールを追う夢ではなく、コートサイドからチームを見ている夢を見るようになりました。


夢の中では

よく知る顔たちが試合をしていました。

大怪我を克服した選手が躍動する姿を

どこかドキドキしながら見ているといった夢です。

何故だか自分の中学生の時のコートでした。

変な汗の理由のひとつはこのコートのせい笑

相手が強豪でコテンパンにやられるわけですが

選手たちは楽しそうに夢中に挑んでいました。




楽しそうに

前のめりで

挑戦するチーム。

簡単に言うとこうなっちゃうんだけど

でも、つまりこういうことなんだなと、朝、気づかされます。


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