人生のスパイス
練習が少しずつ進むと
また見えなかったものが見えてきたりします。
今年のチームは去年に比べると
まっさらな部分からのスタートなので
「変革」が起こるタイミングは
二週間くらい早く訪れている気がします。
少しずつ応用の練習が入ってきます。
とはいえ
まだまだファンダメンタルと
それぞれの考え方に立ち返る一分一秒ですから
少しずつサランラップを重ねていくみたいな感じ?
「連動」が求められるシーンが少しずつ出てきます。
この連なりこそが、バスケの醍醐味。
ちょっとお手本、みてみる?
しびれるわい。
みてると身体中の細胞が
しびれるわい。
これ、すごくたくさんポイントがあると思ってて、
このワンプレーのなかに
ひとつの世界観からでてくる
たくさんの「しびれポイント」の袋詰め感。
すごくないですか?
またコートの上で、選手たちと一緒に、
いくつものエッセンスを感じながら
何度も見たいとおもいます。
そして
この「連動」のスパイスを詰め込んだ空間を
この夏で創り上げたいなー。
これを
全日本の雲の上のプレーとして鑑賞しておわるか。
サイズ感は違えど
この気持ちよさの数パーセントでも
おんなじステージでバスケットができるか。
こういうトップチームのプレーは
その戦術を教えてくれるだけではないと思っていて
コートへの立ち方
仲間と連動する時の挑み方
その至福の空間を目指してハードワークすること
そのために瞬間で心と体を反応させること
バスケって
そういった「人との関わり」を目指すっていうスパイスがやっぱり最高だということを教えてもらえる。
それに
部活動としてバスケットに関わる私達は
「仲間と目指す」なかで出会える全部を
頭の先から爪の先まで味わってなんぼ
そんなことを改めて教わる気がする。
あらためて、これ。
Basketball is “人生のスパイス”
うなぎには山椒。
カレーにはガラムマサラ。
沖縄そばには島とうがらし。
アップルパイにはちょっとだけシナモンの風味。
大体のものにはわさびか七味が合うし、
お蕎麦には薬味が欠かせない。
好み。
そう。
自分の「お気に入り」。
なくても息吸って生きてけるけど、
こだわりたいもの。
人生にはスパイスは必要とおもってる。
そして
バスケットボールで出会えるいくつもの考え方は
私たちの日々を味ある豊かなものに彩る
スパイスになると思ってる。