あったかいチーム
県総体 五回戦
BRUINS 51-87 神戸龍谷
@グリーンアリーナ神戸
一晩過ぎて
いろんな想いが錯綜します。
たくさんの応援を本当にありがとうございました。
序盤、堅く入らせてしまったのは
私の声かけのミスかなと思えています。
ただ
当然この後もまだまだ試合は続くんだ
という前提での話だったので
前半の入りかたと後半からの試合運びでは
出す指示も変わってきたりするのだけど。。。
ジャイアントキリングをもくろむ時の指示は
難しい。
ごめんなさい。
スラムダンクの安西先生みたいには
できないや。。。
もっと私にこういった経験があれば
変わっていたかもしれません。
50点とりたい🐻と思っていました。
ただ、その目標の前提が
相手を40点代に抑えることになるし。
相手が相手だし🐲。
30点差をつけられて折り返した後半は
ある意味開き直って50点を目指しにいきました。
こぼれたゴール下と
取りこぼしたフリースローと
今回はシューター陣のスリーが見事に抑えられたことを鑑みると
欲を出して60点を目指したかったね。
相手を80点代におさえて
私たちが60点のラインを目指すこと。
それでも負けやん。。と思われるかもしれませんが
これからいつかまたあるだろう
こういったチャンスのために
この戦いかたを記憶の片隅にいれておきます。
あー。
もっと試合をしたかったな。
こんなに上手になったのにな。
ここからうんと上手くなるのにな。
これが今回の総体で
素直に私が感じている気持ちです。
選手たちは本当によくがんばりました。
昨日の試合も
オーラみたいな
特別な雰囲気をまとってコートに立っていたように感じます。
3年間の思いをぶつけるというのは
こういうことをいうんだなと思っていました。
気迫のこもったプレーがたくさん見られました。
その中でも、相手とのミスマッチを冷静に突くことができたり、ボール運びの段階で相手のミスを誘ったり、準備をしてきたことが少しでも出せたかと思います。
この試合に敗れるということは
三年生の引退を意味します。
バスケットが大好きなキャプテンが引っ張って作ってきた34回生も、これでコートをさっていきます。
間違いなくこのチームに
新しい感性を加えてくれました。
真っ直ぐにバスケットを愛することや
怪我をしてもまた立ち上がる不屈のハート。
彼女たちが常に口にしてきた「目指すチーム像」は
〝あったかいチームになりたい〟ということでした。
君たちが最後の大会に挑んでいる中で
本当にたくさんの人が君たちを応援してくれていて
画面を通してではありますが
君たちのコートでの姿をみてくれました。
君たちを見て
みんな心が揺さぶられていたんだよ。
元気をもらえた、とか、
勇気がわいた、とか、
感動した、とか、
自分も頑張ろうとおもった、とか、
観てくれた多くの方が
そういった言葉を届けてくれたね。
その言葉でまた私たちも勇気が湧いて
次に向かうパワーをもらえたこの数週間でした。
終わってからもなお、
いろんな言葉が届くから
その都度それを君たちに伝えています。
ひとつの達成感を味わって欲しいし、
それが次のステージに進む力にもなると思うからです。
ここに「あったかいチーム」ができあがりました。
ここには心と心が通い合いを喜べる選手がいます。
大好きなバスケットで人の心を動かす事ができたことを幸せに感じて引退していきます。
アカチャンズ👶とか哺乳瓶🍼とか言われていましたが
ちゃんと成長しました。
時々、今までにあり得ない「混乱」を招くこともありましたが笑、あれは成長段階の反抗期みたいなものだったのかもしれません😎
バスケットは
〝子供〟 を〝大人〟へと成長させてくれます。
自分達が目標にしていた姿に
ちゃんとなれたんだと思うよ。