願い
提供元:北摂三田高校バスケットボール部
2021/04/25 22:21
篠山産業56-47BRUINS
またもや届かず。
頭からリードされる展開で追いかける時間がつづきました。
4クォーター途中で4点差
いよいよ射程圏内に捉えたところで
突き放されます。
シュート率も差がなく
なんならリバウンドの数とオフェンスの数は上回りましたが
痛恨の「ターンオーバー16」。
これは魔の記録。。。
記録的。。。
マイボールをことごとく奪われるようでは
ゲームに勝機はない、ということです。
修正を繰り返しますが
いよいよ次回の県総体が
負けたら終わりの一発勝負トーナメントです。
圧倒的に足りないところがある。
「守・破・離」という言葉があります。
もとは、日本の芸事における修業のプロセスを示した、あまりにも有名な言葉です。
三年間の成長をなぞらえる。
一年生は「守」。徹底的に教わったことを守るところからはじまる。さまざまな支援をもとにたくさんのことを学んで自律的に行動できるようになること。
二年生は「破」。他との比較を学び始めるから、何がいいかを考えて行動できるようになる。改善や改良を、自分で。
では
三年生の「離」は?
とことん自分と向き合った二年目を経て、の三年目。
自分の意志で新たなチャレンジへとステージを上げる時期。
教えや支援から巣立つこと。
自分の勇気を、必要な時に自分で当てにいく。
新しいものを創り出すバイタリティにあふれている。
そのチャレンジを楽しめる。
楽しむことの楽しさを知っている。
ここまでくるともはや指導者の手元からは離れて、
自分や自分たちのために自分で歩ける。
選手を育てるのは本当に難しいのだけれど
今の三年生も
ここまでの二年間があるわけだし
そこで感じてきた様々なことを
カタチに変えていってほしい。
限られた時間の中を
前向きに過ごす。
人生でも忘れられない時間にして欲しい。