3.11
東日本大震災から…今日で10年になります。
10年前、ニュージーランドのバスケ友達が震災に巻き込まれて、悲しんでいた矢先、日本でとんでもない災害が起こりました!
先週5日、ニュージーランド冲でまた大きな地震が起こったので、また思い出さされました。もう起こらないことを願っています。
あの地震災害は、人の命の尊さ、人それぞれの人生、人と人との絆など、色々なことを考えさせられました。昨日も朝のニュースで震災関連の話題が放送されて、通勤中に涙を流してしまいました。数えられない悲しみに包まれた災害でした。
今、普通に学校に行って、バスケをして、家族で過ごす…当たり前のことが、当たり前でなくなると事が、どれだけ悲しくて重い事なのか?
この震災で、日本国民全員が考えさせられたと思います。
僕自身、高校2年生の時、阪神大震災が起こりました。姫路市や龍野市の被害は軽かったですが…、目標にしていたバスケットボールの県新人戦は中止、修学旅行も変更。高校生としての当たり前が次々と消されていきました。
神戸の親戚の家が潰れてしまい救援物資を運びに行き、様変わりした景色を見て、驚愕したことを昨日のように覚えています。多くの人の命を奪い、多くの人たちの当たり前の日常を奪い取ってしまいました…。
今のコロナ禍でも、当たり前が次々と無くなりました。改めて考えさせられる1年でした。
だからこそ、当たり前の日常を当たり前ではなく〝特別な時間〟と考えて、日々、全力で頑張りぬけるかが大切だと思います。当たり前の1日1日を大切にしてもらいたいです。
龍野北高校バスケットボールでは、多くの人に守られてきた命、与えられた時間と出逢いを決して無駄にしないで、当たり前の中で精一杯生きていきます。
3.11亡くなられた方々へ深く追悼いたします。