こだわりをこだわる
提供元:北摂三田高校バスケットボール部
2020/11/16 20:25
例えば
『人に迷惑をかけちゃダメです』
という言葉は
きっと幼い頃から
誰もが教えられていることなんだけど
成長していくにつれ
たくさんの〝出来事〟に触れ
その言葉が具体的になっていき
『こういうことが人に迷惑をかけちゃうことなんだ』と
それぞれの人の行動や言動に反映されていくと
そう思っています。
失敗が前提です。
だからたくさん人に迷惑をかけながら
その都度、かさぶたをつくりながら
大人になるんですよね。
迷惑をかけてしまった度に
ああ、こんなことしちゃいけないんだな、と
人として学習し
また日々の生活に繋げていきます。
なんでこんなことを考えたかというと
日曜日の神戸龍谷高校との練習で
こだわって練習されている場面とその指導の風景をみて
目標や概念といったものを
〝具体化する〟ということや
〝行動に落とし込む〟ということを
目の当たりにしたからです。
指導者は
こうしよう、と、理想に向けて練習を創ります。
それが
選手に伝わる過程において
〝概念〟の域を超えないと
具体的な行動になかなか反映されてきません。
選手にとっても
『理想はわかるんだけどなぁ、、で、具体的にはどうしたらいいんだろう、、、』のまま。
むしろ
そこまで悩んでくれたらまだ良くて
そこまで考えないままコートに立って練習をさせている風になっていることって、
多いんじゃないかと思うのです。
前置きが長くなってしまったけど
明確に勝ち切ることに向けて
具体的な目標(ゴール)を探すことに
もがきながら練習をされている龍谷高校の選手と練習をすることで
我がBRUINSの選手たちも
もちろん私も
大いに刺激を受けてきました。
そこがまさに
こだわりにこだわる
という事に繋がります。
初めからそれがみえているわけではないし
毎年のチームによっても微妙に変わるだろうし
選手一人ひとりに応じても違うのだろう
今のチームにとって
常に〝今の課題〟を探しながら
とにかく考えることを止めることなく
歩み続けることが大切だと感じました。
考えることをやめない
ということは
私自身のこだわりの一つでもあります。
一対一のフィジカルの強さ
オールコートバスケットの展開の速さ
試合で見られるそれらは
全て練習によって造られている
当たり前だけどそういうことです
選手🐻は楽しそうにゲームに挑んでいました。
〝連れて行って良かった〟という気持ちにさせてくれます。
それが何より
選手に感謝するところなのだと思います。
さあしゅっぱつだ
いま ひがのぼる
来週の新人戦予選に向けて
今週もしっかり準備しましょう。
文武二道✏️🏀
全部がんばる。