兵庫県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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耕して種を蒔く

2020/10/25 23:32
  

赤ちゃん体質の私は

眠たくなると異様に体温が上がり
一度でも布団に入ると朝までスヤスヤなのですが
さすがに昨日は何度も目が覚める始末。



そんな話を
今日は大会会場で出会った琴丘の多田先生としていたら
彼もまた負けた日は夜中によく目を覚ますようで
きっとこんな日に全国各地で色んな人が
勝ったり負けたりの悲喜こもごもの中で
眠れない夜を過ごしたりしているのだろうなと
思ったりします。



あの時この采配をしてい〝たら〟
あの時この選択を指示できてい〝れば〟
これを言い出すとキリがないから
過去の先人たちも
こういう経験を糧にして次に進んでこられたのだと思っています。




昨日私たちが敗れた神戸高塚高校は
シード校の鳴尾高校に
スコアの上でも迫る躍動をみせていました。
続く準々決勝では
神戸龍谷高校が鳴尾高校を破り
ベスト4を決めていました。

同じ会場で行われていた男子の試合では
私立の強豪に対して必死にディフェンスで対抗する公立高校のひたむきな姿勢に心を動かされました。


どのチームも
目的を持ってベンチ一丸となって戦っています。






昨日、審判をしていただいた先生と
試合後に少しだけお話をさせて頂きました。
同じように進学校で練習時間が限られている中で
どんなふうに工夫して練習をするのか
数ある戦い方の中で
どんなチームづくりをしていくのか
そういったことを
その年に集まってくれた子供達と
どうつくりあげていくか
そんな話になりました。


どの学校も
そこに即した環境と時間の枠が異なる中で
それでも
共通していることは
それを前向きに受け入れて
考え尽くし、やり抜く姿勢が肝要
ということなのかな。


指導者が後ろ向きだと
きっと生徒も後ろ向きになるから
私達大人が前向きに。
そう思います。




『優れたコーチングをするためには、
    自らを育て、成長させたいと願う者への
    愛が必要だ。』


コーチングの上で
愛を伝えるって難しい。
自分の側からだけでは
伝わってるかわかんないしね。
受け取る側に
これは伝わってるかな、と、
いつも不安になるのだけど
そこはもう
相手を信用して
とことん愛を伝えるしかないわけで。




これ、昔、香川のうどん屋さんでみた看板。
遠征に出ていて
なかなか勝てなかった時の
朝ごはんの時にみたヤツ。


あの頃
自分は前に進んでるのかどうか
わからなくなることも多かったけど

1日のなかで
何かひとつでも
少しずつでも進んでいるんじゃないかな
という感覚を探りに行って
次にまた進む足掛かりを
なんとか得たいとおもってやっていた。


伝わっているかどうか
この過程に〝豊かな実り〟があるかどうかは
『耕す季節』や『種を蒔く季節』には
わからないものね。


でもいつか来る『収穫の季節』を信じて
また明日から
子供達との学校生活を
がんばろうと思うのです。






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