ウインターカップ
提供元:北摂三田高校バスケットボール部
2020/10/24 20:50
公式戦がこうしてできること、
そこに出場出来たこと、
ぜーんぶ、ありがとうございます。
久しぶりの県大会が行われています。
遠いところ、送迎にご協力いただいた保護者の皆様。
本当に朝早くから夜遅くまで
ありがとうございました。
2日目の3回戦まで進みたかったのですが
2回戦で惜敗しました。
一回戦
BRUINS65-34琴丘高校
多田先生、ありがとうございました。
今年は春に合宿ができなかったので
本当に久しぶりの再会でしたね。
一生懸命に一人ひとりの生徒と向き合っておられます。
そんなチームづくりをされている先生らしい、
がんばるチームでした。
いつもどうやって生徒の力を引き出そうかと
熱心に心を向けておられる姿に、私もいつも刺激をもらいます。
また、春に、とは言わず、
そこまで待たずに近いうちに、練習しましょう。
よろしくお願いします。
我がBRUINS。
相手のディフェンスの変化に対して
各自が連動した繋がりを見せることが
できる時とそうでない時で、
オフェンスのフィニッシュがずいぶんと変わります。
リバウンドを含めて、
『手』の作業ではあるのだけど
『脚』の作業に徹することができると
良い繋がりが生まれます。
二回戦
神戸高塚高校戦
この2月で辛酸を嘗めた相手です。
今でも忘れない新人戦の二回戦。
ホームコートでの悪夢の1クォーター 0-18。
そこからの8ヶ月ですが
チームの主体も変わり、
相手チームのエースをどう食い止めるかが
最大のポイントでした。
総じてファールがかさんだ分の相手に与えたフリースロー19点分が大きな失点です。
ペイント内でよく体を張りましたが
それでも破られる強烈なゴール下の争いでした。
62-62で延長戦に突入するまで
ここまでの攻防では
本当に良いバスケットができたと思います。
欲を言えば、は、たくさんありますが。
ディフェンスに意識を向けた今週の練習内容が
よく反映されていたと思います。
ディフェンスが良いと
オフェンスのリズムや展開も自然とよくなります。
個の力が圧倒的に高い選手に対して
40分間よく粘り切って守れたところが多かったのは
大きな収穫。
何よりもオフェンスのバリエーションは
よくバスケットを理解して挑めるようになってきたと思います。
内外、高低の散らし方。
スクリーンでギャップを生み出してからのアタックも
意図を持ってチャレンジできるようになってきました。
そして
その中で見えてきた
その上の段階。
個の部分のフィジカルの差に
『ちぎられた』という表現が
ぴったりと来ます。
もっともっと練習を充実させなくては
勝てない相手だということです。
中身をしっかり考えること。
そこに現れる本質を見極めること。
そして瞬間でそこに心と体をぶつけるということ。
延長戦に入って
トライし続けるしつこさとこだわりといった部分において
息切れしちゃいました。
『勝たないと意味がない』
ということが、
古くさいと言われたり
時代に即さないと言われたり
本気で戦ってこそ見えてくるものを見ようと願う者にとって、時代の風当たりは強くなっています。
でも、私は、やる。
今日みたいな思いまでしても、
『みたい世界』『なりたい自分』が、ある。
正確には
『次の世界を見たがっている』
『なりたい自分を目指して挑んでいる』
そんな高校生を
間近でとことん、全力で応援したい。
その上で
勝ちにいったけど勝てなかった試合に遭遇した時にはじめて、
『そこにも、大きな意味がある』
と、言ってやりたいのだ。
それは、
バスケットプレイヤーとしても
高校生としても
一人の人間として生き抜いていくための
大きな意味があるのだ。
今日の試合は悔しかったのだけど
1人の人間としてこれから素敵な大人に育っていくあの子たちにとって、
本当に貴重な人生経験になると感じています。
だからこそ、また次も
勝ちにこだわって準備をし
『勝たな意味がないんや』と本気で語れる
かっこいい高校生でい続けよう。
そうした中での、日々変化。
あー
それにしても
くやしいよー
珍しく
ブログで
試合の日に敗戦の振り返りをした私。
いつもならここで1週間くらい空いてしまうのよね。
でも
もう切り替えてやるのさ。