ぶれない志
おはようございます。
先週末は丹有選手権が行われました。
一回戦は篠山産業高校。
出だしは外角のシュートも決まり抜け出したのですが、
トータルでみると2、3、4クォーターはその貯金を使い果たす結果に。
後半、なんとか食らいつくものの
ゴールに向かう脚がピタリと止まる時間が長く続いてしまいました。
この試合で大きな気づきが生まれたことがいちばんの収穫でした。
オフェンスでうまくいかないときこそ
リバウンドとルーズボールが肝要ですが
その大事な部分で、ひとつ1つの競り合いに小さな〝負け〟を繰り返します。
結果、流れを止められず悔しい敗退。
翌日の試合もありますから、さっさときりかえて、、、
ということも大切だったのでしょうが
わたしもその日はどうしてもその部分を掘り返さずにいられません。
いま、その時にこそ逃げずに向き合わなくてはならないポイント、というものが指導の中にあるとしたら、この試合の直後はまさにそのタイミングだったのではないかと思います。
長い目で見た時に、
技術や戦術的な敗因をどう分析するか、
そして次への気持ちの回復の足がかりをどう掴むか、
それをしっかり仲間同士で言語化して、
感情もきちんと共有して、
時には傷に触れることや、悔しさと1on1することになるのですが
その営みは、
日々続く成長過程の中で
本当に大切だなと痛感しました。
結果的に
翌日の三位決定戦に挑む選手達は
自分自身でよく向き合い、
悔しい夜をよく乗り越えて、
切り替えて、
なんだか取り憑かれたように勝ちに向かう姿に変わっていました。
こうやって、『勝つ』ために挑む心と体の練習をしていくんだなと思いました。
成功ばかりではないんですが。
『普通の高校生』が
ミスが前提の競技である『バスケットボールの選手』に
少しなってきたかなと感じた大会でした。
やっぱり、チャレンジしてみないとわからないことって
たくさんあります。
失敗や負けはないほうがいいけど
それを恐れてあとで後悔するよりは
気持ちを奮い立たせて挑むこと。
これが大切だと、痛感しました。
そして
欲を言えば、はじめから。
です。
自分の志をぶれずに自分の中に強く持っていて
主体性に富んだぶれない人やそういう集団は、
もう一つ高いステージできっと生きている。
そこに、追いつけ、追い越せ。
そういう意味でも、最近のチームの課題は〝スタンダードレベルを上げる〟です。
自分達の当たり前のレベルを、あげていこう。
三位決定戦は
BRUINS 79-55柏原高校
入れ替え戦は
BRUINS 82-52三田祥雲館
この結果を受けて、11月から新人戦が始まります。
そしてその前に、10月24日からウインターカップ県予選に出場します。
日程的にはテスト後ですからかなりタフですし、準備の時間の使い方に高校生としての1つの勝負がかかっています。
またコツコツと頑張りましょう。
本日月曜日は、代休。
ちょっぴりゆっくりした朝でした。