このスペースは、ディフェンストラップをしかけられやすいスペースです。今回は、トラップに気が付かずにミドルへボールを出してしまい失点に繋がりました。

◯相手チームの１９０の大きな選手たちを意識し過ぎてジャンプパスを選択してしまったことによるミス。パスモーションは出来る限りコンパクトに早いクイックモーションを選ぶ方が良いです。ジャンプパスは、一か八かの時に使う最もモーションの大きなプレーなので、練習し直して考えるべきプレーです。

◯右サイドを走り切ってきた選手がスイングしていない為に、左サイドのコーナーにボールが繋げられなかったこともミスです。アシストを受けてシュートに繋がるイメージばかりを意識して走ってきているので、自分が貰えなければ止まってしまいます。コーナースペースを生かして、ペイントスペースを空けるスイングをもっと意識した練習をすべきだと思います。

反省点ケース⑨

ボールの逆サイド、ヘルプサイドでのビジョンを切ってしまったことにより、ゴール下へ合わされてしまいました。

ヘルプサイドの仕事は…

◯ボールサイドからリムアタックへのカバー

◯逆サイドからボールサイドへの侵入を防ぐバンプ

◯ロングボールのパスカット

◯ディフェンスローテーションでのカバーダウン

…多くの仕事があります。

その全てに対応するポジションとビジョンが必要になります。

今回のケースは、ボールサイドへビジョンを移した瞬間に相手選手がコーナーへ降りて視野から消えて、ドライブカバーを意識した瞬間にインサイドスペースを突いてきました。

今回の反省点⑧⑨は、どちらも龍野北高校キャプテンのミスです。チームで一番上手く、考える力がある選手でも、試合が続けばこのようなミスが発生してきます。チーム全員が意識して練習してもらいたいです。

基礎を習慣にするために、練習あるのみです。

頑張りましょう！