４日目の最終日。

もう一度、いろんな原点に。

私も選手も学生トレーナーも立ち返りました。

見る人が見たらわかるこの数字。

今日は正規の28メートルコートですから

達成は少し難しいかもしれないなと思っていました。

でも、ごめん。

君たちはそれを超えてきたね。

練習プランを途中で大幅に変更して。

そのかわり、

そこに突入した限りは

絶対に達成せなあかん、っていう。

メニューづくり側にも

決意と覚悟がいる練習だったりします。

〝もう一回！〟

〝も、もう一回！〟

〝も、もういっかい....〟

これが何度続くか。。。笑

途中、心が折れかけそうになった時に、

私は、ある選手がずっとかけ続ける声に

ハッとさせられました。

その選手は、怪我から復帰したての選手です。

長い期間のリハビリを超えてくる中で

簡単に諦めたらアカン、最後のブザーが鳴るまで、挑戦し続けることを辞めたらアカン、という、一番大切なことを身につけてきたんだなと思わされました。

なにより

やっとコートに立てることの喜びを感じているから

ひとつひとつへの想いが、つよい。

そして

チーム全体がその選手の言葉にハッと気づいた次の回、

見事な集中力をみせて

目標の達成を果たしました。

発信したその選手と

それに気づいて自分の動力に変えられる選手。

そういう仲間作りにこだわっている選手たちが

このチームの宝です。

のりこえる、を、目の前で見せてくれました。

簡単ではなかったから

達成した瞬間はみんな涙がでてたね。

みているこちらも、鳥肌がたちました。

ということで

この合宿で２度も〝インターハイ優勝〟を体験しちゃうという笑

あー、でもよかったね。

おかげでその後の練習は脚がもつれてたいへんでしたが、良い集中力で終える事ができました。

世の中がどんなにかわっても『変わらない大切なこと』はあると思います。