兵庫県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

兵庫県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

センスを磨く

2020/05/27 11:05
  

 バスケットボールは「習慣のスポーツ」といいます。

このコロナ禍において、選手たちには

春休み取り組んだドリルを繰り返しやっておくこと。

ランニングをして、体力の維持を心がけること。

Uチューブを通してあるチームの動きを勉強しておくこと。

この三点を伝えました。

どれだけこの指示を意識して取り組めたのか?です。

 まずは春休みの練習はファンダメンタルを中心に行いました。

この間、私もいろいろ勉強する中でそのベースはファンダメンタルスキルが

ないとうまくならないし、強くならないという結論に至りました。

「センス」とはいつも言いますが、生まれ持って与えられるものではなく、

練習によって「センス:感覚」を身につけるものと指導しています。

センスを磨くことはさせれてではなく、自分で意識して身につけるもの

だということをまず理解できるものが、スキルアップにつながります。

バスケットが好きならば、必然的にボールに触れ、様々なスキルにチャレンジし、

自らの武器にすることができるでしょう。

 「デニス・ロドマン」に関して。

デニス・ロドマンは奇抜ないでたちからバッドマン的な印象を持つプレーヤー

ですが、実はバスケットセンスは非常に高いと言われています。彼のキャリアを

たどると、ブルズだけでなく実はかなりNBAでは結果を残したプレーヤーなのです。

NBAにおいては高いとは言えない身長で、リバウンドを制することができたのは

リバウンドセンスにたけていたという話があります。つまり、どこに落ちてくるかを

先読みし、行動できたからこそリバウンドに貢献できたということです。

ある練習でチームがレイアップシュートをしていたら、ロドマンは端でその練習を

見守っていたとか・・・。ある人物がお前も練習しろよと声をかけたら、全員のシュート回転を

みているんだ、ほかの選手は4回転するのに、あなたのシュートは3回転しかしない・・・。

それを予測してどこに落ちるのかを予測していたと・・・。つまり、リバウンド一つ

たまたまとれたではなく、日々より落ちる場所を予測し、実践につなげる。

つまり、リバウンドセンスを磨いていたのでしょう。



 自分のできることの武器を自分が分かって取り組むことは非常に大切。

自信を持って取り組める選手になることが大切です。

続きを見る

<< 前のページに戻る