兵庫県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

兵庫県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

新しい世界が始まる

2020/05/23 11:29
  

こういった事態は予測もしなかったから

自分の中にも予測すらできなかった〝気付き〟が生まれたこの数ヶ月でした。

ものの考え方を変えていかなくては。
部活動への取り組み方、学校の在り方、そもそもの教育ってどういうこと? 学ぶっていろんな側面があるんだね、、、様々です。


徐々に暮らしが元に戻り始めます。

いや。
元に戻る、とは違いますね。
前みたいではないことばかりですから、新しい世界が始まるくらいの認識のほうがいいのかも。
そのなかで、
やり方や形は変わっても、
そのものの『本質』や『大切なもの』を見つめ続ける姿勢は持ち続けたいと思っています。


やわらかく。
しなやかに。
あたたかく。

こんな時だから、こうなりたい自分。

『気持ちに整理がなかなかつかない時期に一人であることは辛かったけれど、ひとりだったからこそ、考える時間がふえて、自分の中で整理がついた。』
というのは、先日、個人的に私にLINEをくれた3年生のある選手の言葉。

すごいね。成長したね。



先日新聞で読んだ記事の中にこんな言葉がありました。

チームスポーツでは
周りに気を配ることが重要視され、自分自身に気を向けることが少ない。
でも今は、
『どういう時に不安になるのか』
『どうすれば気が晴れるか』
を学ぶ良い機会である。


と。
セルフコントロールは大人でも難しいことだけど、ひとりだから向き合える自分があり、だからこそ周囲の人に助けられていることに、たくさん気づいたね。





パーソナルディスタンス🐻⇄🐻
距離感は2メートルだといわれています。
遠く感じます。
肩をたたきあって乗り越えた時期を労いあいたいし、我慢してきた子供達を迎えてあげたいのにな。
でもがまん。
はいはい、わかってますよ😠
(はい、は、1回!)
はい。


この、物理的な距離感をあらわす『個別化』が、心理的な距離感を感じさせる『孤立化』になってはいけない。
対人距離の徹底が、心の距離まで奪ってしまっては、やはりつらいですから。
とくに学校という場所は、子供達がいろんなことを学ぶ場所で、いつもチカラを借りたり貸したり、誰かに刺激を受けたり与えたり。そんな『協同性』が前提の場所です。
ひとりじゃできなかったりちょっぴり寂しいことも、人と一緒だとチカラがわいたり嬉しかったり。
そんな、学校の魅力的な部分を、新しい時代でどう守っていくのかが大切ですよね。



物理的に会えないこの機会を経験したBRUINSの選手達は
気持ちで繋がるってどういうことなのかを
実によく考えました。
相手を信じる、という前提。
共に過ごしてきた時間と経験を宝物にしてると強くなれることを、それぞれで感じているようです。そしてこの休校下、自分の言葉で語れる力がついてきたように思います。



グループLINEでは
『私たちってサイコー🐻』といった主旨の、私たち大好きネタの嵐が吹いています。
ほんと、ありがとうね。
みているだけで幸せになるわ笑
今朝は、『BRUINS は最強です🐻✨』でしたね。朝からこうきたかー、と思いました。幸せでしたよ。

すごいでしょ。わたしたち。
みんなで言い切って気持ちよくなってます。
幸せな土曜日の朝でした。



皆様も良い週末を。




続きを見る

<< 前のページに戻る