兵庫県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

兵庫県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

自粛中のバスケットマンたちへ 8

2020/04/21 13:00
  

自粛中のバスケットマンたちへのコーナーです。
大した技術でもないですが、入学してこれだけは知っておいて欲しいことをまとめていきます。



今日は、バックカットです!
龍野北高校バスケ部は、昨年1年間、このカットにめっちゃ助けられました(^-^)v

1対1に自信がない奴はバックカットしよう!弱者のカット!と名付けて練習してきました。バスケットボールにおいて、本当に大事なカッティングです!


今の二年生は、ほとんどがバスケ初心者だったので、最初は、3ポイントラインより外やペリメーター(3ポイントライン内側)でボールをもらっても、何も出来ない選手でした。しかし、公式戦には出て貰わないといけないので、必死のパッチで抜群のバックカットをかましてくれました。
彼らの努力で、アウトサイドにスペースが生まれたり、インサイドカバーを引きつけられたり…彼らの一生懸命には本当に助けられました!


ポイントは…
◯キャッチボイスのタイミング
◯加速度を使ったフェイク
◯バックカットからの選択肢 …です。


キャッチボイスのタイミングは、いつもパスを受ける時と異なります。

バックカットを仕掛けてからいきなり大きな声を出すと、見えていない時にターンオーバー(パスミス)を起こしがちです。アウトサイドへ上がる時に、あえてディフェンスに聞こえるように、
また、仲間のボールマンには『こっち見て選択肢に入れて下さい』ぐらいのアクションを起こすと、パッサーは判断しやすいです。
バックカットを狙う時、ターゲットハンドをワザと上げないでアップすることも合図にしていました。ここはチーム独自のこだわりです。


そして、フェイクは加速度です!ポンプフェイクもパスフェイクも同じ速度で動き回っても歪な動きになり、全然通用しません。フェイクには加速度が大事で、フェイクをかけるタイミングは最高速度の時が有効です。
アウトサイドへ上がる時も、最高速度の時にキレッキレのバックカットが入れられるように、ゆっくりな初速から加速していきます(^-^)

最後にバックカットからの選択肢です。
ここは最も重要で、ボールマンは動いている選手だけにフォーカスを当てるのではなく、スペースを見極める練習を繰り返していきます。
空いたスペースにフォーカスを当てておいている選手が走り込むタイミングを判断するイメージが大事です。


さらには…選手が走り込んだことで空いたペリメーターのスペースに仕掛けるたり、バックカット後に受けた選手へのカバーを見極めて逆サイドのポストマンやスリーポイントへのアシストなど、見極められる選手が増えてくれば、強いチームにも挑める面白いバスケットボールが出来ます。



また、休校が終わったら…
思いっきり練習しますので、イメージだけは膨らませておいてくださいヽ(^o^)
君たちの勉強した成果、楽しみにしています。


※文章中の分からない言葉は、ネットで検索して調べてみてください※調べることも勉強です。

続きを見る

<< 前のページに戻る