心を磨く
提供元:北摂三田高校バスケットボール部
2020/03/26 21:15
『体とアタマをフル回転』
これがいまの2時間練習のサブタイトル。
でも今日、あらためてわかったこと。
『いつも心はフル回転』
だな。あらためて。
そんな練習でした。
信頼をしている仲間とバスケットをしていると
心の針が振れるタイミングが
たくさんたくさんある。
その振れた心の針に
素直に反応して行動をすること。
手を差しのべることに
間髪をいれず
理屈なしに
アクションしあうこと。
そういうチームをつくって
見ている人の心が震えるバスケットをしたい。
なによりも
君たちが大人になったときに
思い出すだけで勇気が湧くような
そんな満たされた時代を
一緒に過ごしたいのだ。
高校時代は
その美しい時間がかぎられているから
ならば想いを掛け合う濃度を、濃くしよう。
人間は感情の束で出来ている。
自分の心に秘めた
それはそれはたーくさんの感情の束を
堂々と自分の個性だと誇れる大人になってほしいと思う。
そうやって、個性は多くの関わる人との間で
創られていくのだとおもうよ。
そんなキラキラの掛け合いを
みんなでコートで表現できたら
幸せだろうな。
でもそれが叶ったら、
いままで感じたことがないような世界がそこに拡がってる。
騙されたとおもって
やってごらん。
目と耳と手と足と
五感をぜーんぶつかって友達と触れあう。
共に、目指す。
時々、吠えて、地団駄を踏んで、
時々、飛び上がって喜んで、抱き合って喜んで、
もっともっと、響きあって、
心が満たされて
友達のことがもっと好きになって、
自分のことももっと好きになれる。
チームづくりに妥協はなし。
どこまでもよくばって
感情がほとばしるチームを。
友達のことって難しいよね。
深くかかわればかかわるほど。
でも
そんなふうに必死に関わった友達がうまくいくと
自分のこと以上に嬉しいよね。
その気持ちは、人として、
本当に幸せなことだと思うんです。