シュートを決める。
前回は「数的有利」 について少しふれました。
今回はシュートを決める。
という観点で述べたいと思います。
いかに数的有利な状況を作り、1対0の状況を作れても
最後のシュートが決まらないと得点を得ることができません。
サッカーは大きなゴールがあります。どこに入っても同じ1点です。
(枠が広いということを言いたいだけで、ただサッカーにはキーパーが
存在するので、そんなに簡単にゴールはできません。その前提はなしで、
キーパーがいないゴールという観点でご容赦ください。)
バスケットは手の届かない場所にあるボール二つ分の大きさの
リングにボールを通さないといけません。
では、具体的に・・・。
まず、はいれー!といってシュートを打つレベルでは、入る可能性は
低いです。シューターと名される選手は、打った瞬間に入る入らないが
わかっていると思います。
つまりそれだけの感覚が身についているということです。突き詰めて言うと
その感覚が身につくまでシュートを打て。ということになります。MJこと
マイケルジョーダン。私はジョーダンのすごさを、うまさやダンクでは表しません。
そのシュート率についてよく話をします。全盛期の彼は一試合20点~30点は
得点していました。しかし、その多くは精度の高いミドルショットであることを
皆さんは知っているでしょうか?全盛期時代1日2,000本のシューティングを
続けておこなっていた。と言われています。バスケットはやはりまずシュートを
決めれることが、一番大切であることは言うまでもありません。
しかしながら、簡単にシュートが入れば言うことはありません。中学・高校レベルにおいて
そんな名選手がいない場合はどう考えますか?
私個人の考えは可能な限り、ペイントエリアでシュートを打つ技術を高める努力を日々行う。
が答えです。もちろん、狭く守られたり、ゾーンdfされた場合は簡単にはいかないですが、
それでも何とかしてペイントエリアで打つための工夫(数的有利状態の構築)や数少ない
そういうチャンスをいかに得点するかが、試合の勝敗を大きく隔てると私は考えます。
よくクリニックを行うときに
ゴール下のシュートを10本打ったとして何本決めることが来ますか?
と質問します。
ここで迷わず10本と答えれる選手がいるチームは強くなります。
1.2本外れるだろうと考え、8.9本と答える選手は試合の大事な局面で
シュートを外すでしょう。そういうもんです。その確実な1本を決めるための
努力を普段からどれだけ取り組むのか?が今回のシュートを決めるという、
まず根本になると思います。その基本があったうえで、途中で降れたMJの話に
ステップアップしていくと思います。
もちろん、シュートを決める。ということに関しては私なりにこだわりを持っています。
これは私のクリニックを見ていただければ、すぐにお伝えできると思います。
もしくは直接聞いてください。私なりの考えはお答えさせていただきます。