数的有利の種目
最近、近況情勢、コロナに関する記述ばかりになっていたので、
これからしばらくはバスケットの用語について述べていこうかと思います。
私は大学をでて、顧問になりたての時は完全なイケイケな兄ちゃんで、
自分がやってきたバスケットの経験論だけで、練習したり、試合に臨んでいました。
それでもある程度はかてるんですよね・・・。しかしそれはある程度で、なんてない
試合において、負けたりする時があります。そんなときにバスケットの勉強をしたいと
考えるようになりました。
まず、一番最初に学んだ言葉が、
「数的有利」という言葉です。
大阪の女子高の名コーチH先生のクリニックを受けたときによく使われていた言葉で、
「数的有利」
いわゆる「アウトナンバー:1対0」を作るのがバスケットとであるということです。
当たり前のようでどう作るのかがバスケットの面白さだと今では考えています。
続いて1対0の状態で確実にシュートを決めるという技術追及も続いて生じますが、
こちらは今回スルーします。
数的有利はいろんな作り方があります。
スクリーンを用いる方法
速攻、アウトナンバープレーを作る方法
ナンバープレイでずれを作る方法
最近の私の言葉でいうとそれを「わかってやらないと」数的有利な状況は
作れないということです。どうしたら・・・。と指導者が思っている状況では
チームは強くならない。ということがはっきり今はわかります。
指導者としてどうやって「数的有利」の状況を作るかは指導者自身が
どう考えるかでよいかと思います。そこに自分なりの研究があり、考えがある以上を
それをチームで共有できているチームが勝つ可能性が高まるということです。
百戦錬磨の指導者であれば、その点は身にしみていらっしゃるかと思います。
それをしないと勝てないのを身をもって感じているからです。
指導者がそういった部分を研究することは非常に大切なことと私は感じています。