『基礎・基本』を定義する 【千葉県市原市にて、バスケ教室を開いている男 ”N”のブログ】
2019/12/12 10:48
基礎・基本と言ったり言われたりすることがありますが、基礎・基本についてどのように考えているかについて書いていきます。
僕は、基礎基本を
試合の状況において必要とされる、スキルと判断力と定義しています。
例えば、ドリブルチェンジを使って相手を抜く場合
基本的にドリブルチェンジを使う場合は、相手が反応した瞬間を狙うのが良いと考えてます。
なので練習も、相手が反応した瞬間を狙うことを想定した練習を行う必要があります。
色々な選手を見ていて思うのは、ドリブルが素晴らしい選手はたくさんいるのですが、試合での使い方が分かっていなかったり、無駄なドリブルを付いてチャンスを潰してしまったりなど、勿体無いなあ、と思うことがあります。
GROWSも色々なドリブルを練習しますが、試合のどのタイミングで使うのかまで、しっかり伝えていきたいですね。
パススキルを練習する際も、試合のどのタイミングで使うのかをしっかり伝えたいです。
画像のパスは、相手の腕の下のスペースを使ってパスを通しています。
例えば、バウンドパスの練習する際も”ディフェンスの腕の位置が上がっているから、下のスペースを使ってパスを通そう”みたいな感じで練習しています。
一個一個の技術には使う意味があるので、しっかり意味を伝えてスキルを習得してもらいたいです。
スキルを磨くことよりも大変で時間が掛かるのは『判断力』です。
判断力を磨くためには、1on1やゲーム練習をやりながら経験値を高めていく必要がありますし、選手自身も考えながらやっていく必要があります。
よく試合のビデオを撮影している方は家に帰った後、子どもに見せることで、あそこはああだった、こうだったと考えさせて判断力を磨くことが出来ると考えています。
スキルと判断力、両方のレベルが高い選手は、バスケIQが高い選手だと考えています。
そういう選手を一人でも多く育てられるようにしていきたいですね。