塁爆弾発言の記事に思う。
塁の言葉が、日本のバスケット界を揺るがしています。
日本バスケットボール協会が歩んできた、いばらの道を考えれば、最近は強化や普及が順調に進んでいるかのように見えますが、裏ではこんなこともあるのでしょう。協会の考えにまともに意見などいえるものなどいないと思いますが、言ったとしてもまともに扱われるものではないと思います。正しいかどうか、真実かどうかは別にして批判覚悟で物申すことができる人物が出てきたということでは、ないでしょうか。
過去には、昔のバスケット界のレジェンドが達が集まり、協会運営に意を唱え、別に何とか連盟みたいな組織があり、対立する時代もありました。選手達が、わがチームか、代表チームかと、選択に悩む時代もありました。
プロ化について、団体が真っ二つに分かれたこともありました。代表監督が大学バスケ界が体たらくを指摘して問題になったこともありました。高校バスケ界で起きた、不幸な出来事で、スポーツ界全体の指導の在り方も問われたのも事実です。登録費問題で中体連と協会が対立したこともありました。ミニバスケも勝利至上主義の脱却ということで、移籍の問題や、日本一を決めない不思議な全国大会に変化してきています。
そして、地上波でバスケの試合を観れるというとんでもない時代になってきています。
いろんな問題それはあるでしょう。それを改善していくのが、リーダーであり、組織であろうと思います。
指導を始めたころは、バスケで飯が食えるか、バスケだけやっていていいのかと指導してきました。塁が中学生の頃は、一つのことでも徹底してやっていれば、道は開ける、自分を輝かせてくれるものは何か?「さかなクン」をめざせ。と言った時期もあります。
ごく最近は、好き勝手にバスケを利用するなと指導しています。
塁からはたくさんのことを学ばせてもらっています。少しでも長く本場のバスケ界の中に居続けていることを切に願う次第です。
けがに充分気をつけてな。がんばれ、塁。