『たくさん後悔した3年間』 須藤
たくさん後悔した3年間
国士舘高校バスケットボール部に入って約2年が過ぎ、
1週間後に始まる大会で僕達の代が終わりを迎えようとしています。
この3年間を振り返ると、喜び、悲しみ、悔しさ、色々な思い出があります。
僕が1年生の頃は周りより体力があり、自分では走れていた方で、走ることが好きでした。
しかし、練習ではチームの足を引っ張ってばかりでした。
自分はドリブルが下手くそで、先輩や先生に怒られたりしていました。
そんな中、チームにとって最初の大会であるリーグ戦の初戦で
僕がベンチメンバーに選ばれ、これは自分が活躍できるチャンスだと思い、
4Qのラストにベンチメンバーにいる1年生を出させてもらえて、
1つファウルをするも2分間で4点を決め初めての活躍をしました。
しかし、僕はずっとBチームで、今振り返ると原因はたくさんあるが、
その中でも朝練に行く回数が少なく朝練に行っても
ドリブル練習ではなくシュートの練習をしていて、
自分のできないことを無くそうと努力しなかったことが原因であり、
自分の不得意を減らそうと努力をすれば良かったと後悔するばかりです。
そして、学年が上がり2年生ではやらかしの1年でした。
最初の定期テストで赤点を6つもとってしまい、
自分の勉強不足がそのまま出た2年生最初のテストだった。
しかし、遠征は行かせてもらえて遠征先の試合、毎回行われるマラソンでは
自分の全力を出しきり、充実した遠征だった。
秋には1回目のテストでひどい結果を出してしまった焦りで
授業中にやらかしをしてしまい、その上に人として良くないことをしてしまいました。
部活は2回目のテストまで休み、みんなが練習している中僕は勉強をしていました。
そして、2回目のテストでは赤点を1つまでに抑えることができましたが、
これまでの勉強は赤点を無くすためであって1個とってしまった後悔だけが残りました。
2年生を振り返ると、たくさん後悔し、勿体ないことをしてしまった1年で、
辞めようとも考えたが先生とキャプテンの助言の言葉をもらい、
最後まで頑張ることを決めました。
そして3年生、春休みでは最後の合宿が始まった。
遠征先では、今までの失敗が自分の足を引っ張ってしまい、
出場時間は少なくやはり過去に起こしたやらかしは自分に返ってくると、
その時に再度また自分を悔やんだ。
しかし、そのメンタルで試合はできないので少ない時間でも
自分ができる最大限の力で戦った。
そして、1回だけ10分1本のゲームを交代なしで出させてもらい
得点は自己最高をとり勝利した。
B戦だったとはいえ自分でとった点数で勝てたのは、
気持ちがよく、やればできることを知った。
しかし、遠征から帰ってきた後の練習試合では自惚れてプレーし、
小さなことをおろそかにしてしまった結果、また1つ後悔を作った。
そして今、引退が決まる大会が約1週間後に控えています。
大会ではチーム等に迷惑をかけた分チームの勝利に貢献するために
大会までの練習、朝練を1日1日大切にして、
Best32を達成できるようにして、後悔のない最後にしたい。
また、ここまで頑張れたのは周りの人に支えられ、助けがありました。
いつも食事のバランスを考えて作り、お弁当も作ってくれて、
自分の着た臭い練習着も洗濯してくれた母。
チームが勝つために身を粉にして自分達に尽くしてくれる阪川先生。
いつもバスケのYouTube等の自分達が足りないところを指摘してくれた中田さん。
本当に感謝しています。本当に感謝してもしきれないです。
この感謝の気持ちを忘れずに、恩返しをするために
Best32を目指し戦い続けます。応援のほどよろしくお願いします。
須藤