ワイビー体験！（Tコーチ）

　私の子供は4年生の時にワイルドビーズに入り、同時に私もコーチとしてワイビーに入りました。そしてこの３月、その子供がワイビーを卒団しました。ひとつ区切りがついたようでなんだか感慨深い気持ちです。

　子どもたちがワイビーに入るキッカケはそれぞれ違ったと思いますが、多分、「なんとなくやってみようかな」とか「友達に誘われたからやってみようかな」、「体力づくりに」など、ほんの軽い気持ちだったと思います。最初はもちろんドリブルもできないし、シュートはゴールに届かないし…。でも、練習を続けるうちに少しずつ形になり、試合をすれば勝敗に一喜一憂して、子どもたちはどんどんバスケに夢中になっていきました。
　そして暑い日も寒い日もバスケに打ち込み、その目的は自然に「勝つため、うまくなるため」と変化していました。試合のビデオを何度も見返していたのも印象的でした。
　バスケを通してチームワークを学び、負ける悔しさ、勝つ喜びを体感できたことは子どもたちにとってとても貴重な経験だったと思います。
　
　これから子どもたちは中学生になり、バスケを続ける子、新しいことに挑戦する子と、それぞれの道を進んで行くのでしょうが、ワイビーでの経験は必ずどこかで活きてきます。頑張ったことは絶対に無駄にはなりません。
　卒団するみなさん、この先、うまくいくことよりもうまくいかないことのほうが多いかもしれません。それでも、ワイビーで頑張ったように、どんなことにも一生懸命取り組んでみてください。

　最後に、ワイビーを卒団し、小学校を卒業するみなさんにこの言葉を餞として送ります。

『下手糞の　上級者への道のりは　己が下手さを　知りて一歩目』

♥Ｔコーチ♥　2024.3

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