バスケットボールは習いごとではない
2024/01/22 15:13
このようなことを言うと誤解が生じやすいのですが、バスケットボールは習いごとではありません。
子どもたちはバスケットボールを習うということではなく、バスケットボールというスポーツを体験しながら、自分自身で目標をもって努力していかなければなりません。
学年が進むにつれ高学年になり試合に出ることが多くなると、スポーツとしての厳しさも味わうことになります。思うように自分の力が発揮できなくて、挫折感を味わうこともあります。そのような時であっても、それを乗り越えるためには自分自身で努力するしか方法はありません。
誰かに言われて何かをするということから脱却しなければ、決してバスケットボールを続けることはできません。バスケットボールというスポーツ自体が、自分で考え判断してプレーをしなければならないからです。しかもスポーツですので強気の気持ちが求められます。
そしてバスケットボールはチームスポーツであるということも学びます。一人の優れたプレイヤーがいるから良い結果が出せるわけではありません。勝つことがすべてではないことも学びます。みんなの心が一つとなって大きな目標を達成することができれば、何事にも代えられない喜びを味わうことができます。
今年そのようなことが起きるか楽しみにしています。(子どもたちの笑顔にいつも励まされている小島)