暑中お見舞い
「しょちゅうう〜うお見舞い、申し上げ〜ます〜」
知ってます?キャンディーズですよ!いつも気がつくと時期がずれてたので使えませんでしたが、やっと使えました笑笑。
いやぁ、暑いですね。でも今年は体育館にエアコンを設置してくれるとのことで大変嬉しいです。あー、早く付かないかなぁ。
先日家族でテレビを見ていたら、孔子の論語を毎晩素読しているというおばあちゃんが出ていました。各章句の初めの言葉で「子曰く」というのがありますが、これを「しのたまわく」と読んでいました。なんか違和感があったので家族に聞いてみました。
「最近「のたまわく」って言うけど、昔学校で習った時は「いわく」って言ってたよな?」
「そうそう思った。なんかのたまわくって言うと、孔子のやつがなんか言ってやがるぜ〜、みたいな感じがするよね」
「ハハハ、そうだよな。今学校ではなんて教えてんの?」
「多分いわくって習ったよ」
「受験生のくせに多分だと〜」
「ハハハ。ところで父ちゃん、最近筋トレの成果で腕太くなってきたから、この夏はタンクトップデビューしようかと思うんだけどどう思う?」
「どれどれ見せて」
「ほら、んー!」
「おー、すごいなぁ。やるやる!いい感じだな」
「でしょ」
「これならタンクトップ似合いそうだな!へぇ〜、俺もちょっと鍛えてタンクトップ着ちゃおうかな〜」
「はは、父のたまわく」
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「いわく」と「のたまわく」どっちが正しいのか調べてみました。
*のたまわく→「言う」の尊敬語。おっしゃる。
*「の(宣)る」に「たま(給)う」の付いた「のりたまう」の音変化で、本来は、上位が下位に告げ知らせるの意。
*[補説]本来は丁寧語ないし尊敬語であるが、現代日本語では、からかいや皮肉、軽い侮蔑のニュアンスが伴う。
なるほど、だったら「のたまわく」と読んだ方がしっくりきますね。私は現代日本語のニュアンスで感じてたから違和感があったんですね。
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コンプレックスというのは多かれ少なかれ皆あると思いますが、自分で克服できるコンプレックスと、自分ではどうしようもないコンプレックスがありますよね。
自分で克服出来るコンプレックスなら頑張って克服していきましょう。もしかすると、なくなるどころか逆にタンクトップを着ようって思えちゃうくらいになるかもしれませんよ!
そして、自分ではどうしようもないと思ってたコンプレックスさえも強みに変えてしまうような意識を持てるといいですよね。実はコンプレックスって成長するためのバネになると思います。また、コンプレックスがあるからこそ、人に寄り添える優しさも生まれるんじゃないでしょうか。
ビートルズのジョンレノンは幼い時に父母のどっちと暮らすか選ばされ、母を選びましたが結局叔母さんに育てられました。かなりのコンプレックスがあったと思いますが、それが世界中を魅力するような歌を作れる感性を育んだのかましれません。
私は毎年健康診断で身長を測る度に低くなっていき、そのせいで顔のデカさがより強調されるという自分ではどうしようもないコンプレックスをかかえていますが、決して悲観せず、受け入れて、笑って過ごしていこうと思ってます!
そうそう、あともう一つ。たいしてやる気もないのにやるとか言わないことです。有言実行はカッコイイですが、有言不実行をしてると現代日本語の意味で「のたまわく」って言われちゃいます(泣)。気をつけましょう!あ、すいません、気をつけます。