東京都のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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一年生がゴール下を守った

2022/05/06 17:46
  

新年度になり何人かの一年生がが入部して来ました。現在は人数の関係で1、2年生は女子のみを募集しています。


バスケットを知らない子どもたちが、初めてボールを手にする瞬間はとても新鮮です。その子どもたちから、毎年多くのことを学んでいます。初めてシュートが入った時の感激は、一人ひとりの大切な思い出です。
それが今年度は少し違うのです。練習の終わりには1年生の特別ルールでミニゲーム行います。

1年生はボールを持ってラクビーのように走ってもいい。ボールをリングに当てたら1点、シュートが入ったら4点などです。
バスケットとは言えないかもしれませんが、バスケットボールの楽しさを体感してほしいのです。


ゲームが始まってすぐ驚くべきことが起こったのです。多くの初心者は必ずと言っていいほどボールに群がるます。ところがその1年生の女の子は、相手ボールになると全力でゴールに向かって全力で走り、ゴール下を守ったのです。
お母さんの話ではバスケットはまだ知らないと言うことです。とっさにその子が判断したと思われます。
子どもたちが教わらなくても直感で感じること、これが感性というものなのでしょうか。
そのような子どもたちの考えや思いを大切に育てていきたいと思います。


別な日のことです。やはり1年生を交えたミニゲームで、試合が終わるともう一人の一年生の女の子が、号泣するのです。
何が起きたのかと思いましたが、試合に負けた悔しくて涙だったのです。入ったばかりの1年生の悔し涙も初めて見ました。
先は長いですが、将来が楽しみです。
(先のことを考えすぎる小島)

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