練習再開の意味

新型コロナの影響により、チームとしての練習ができなくなり5ヶ月が経ちました。ようやくこの8月から、日々の体調管理を徹底し、感染上の安全に気を付けながら練習を再開しました。
練習ができなかった長い期間、子どもたちはそれぞれにバスケットへの思いを募らせながら、自分がバスケットをすることの意味を、子どもたちなりに自問自答したことと思います。リモートで部員達と話す機会がありましたが、今年度はどんなチームを創りたいか、みんなで話し合うことができました。

東京オリンピック・パラリンピックが延期され、甲子園の野球やインターハイも中止となりました。多くのアスリート達が目標が見えずに苦悩し、そこから希望を持って歩み出す姿が報じられました。ミニバスケットボールをする小さな子どもたちにとっても同じことが言えます。

今の感染者増加の状況から、ミニバスケットの大会がいつ行われるかわからない状況が続いています。しかし、今できることに全力を尽くし、例え大会が行われなくても、努力を続けることに意味を見出して行きたいと思います。

練習が再開された時、体育館前の廊下で、仕事に来られた先生に声をかけられました。

「子どもたちがスポーツをする姿は本当に輝いていますね。バスケットの練習が再開できて本当によかったです。頑張ってください。」

その言葉が本当にうれしかったです。学校の多くの先生達も応援してくれています。

新型コロナの影響は先が見えず、今後また練習を中止せざるを得ないことも予想されます。しかし、この難局を一つのチャンスと捉えて、子どもたちと前向きに頑張って行きたいと思います。

(小島)

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