カリーが教えてくれた事
こんにちは
先週のメルマガ、NBA第6戦の日に週末の試合が楽しみですね~と書いたらその日にシーズンが終わってしまい、少し残念な気もしますが、
ラプターズおめでとうございます!!!!という事でシーズンは終了になりました。
後、昨日は父の日でしたね。
世の中のお父さん、いつもご苦労様です!!!!
ゴールデンステイトのカリーが数多くのインタビューの中で「子どもたちへ」と語っていた部分をピックアップして今日は書きたいと思います。
カリーは現在のNBA選手の中で最も影響力のある選手なのではないか?と言われていますね。
私は彼が大学生の頃からウォッチして来ましたが、ルーキーのシーズンから怪我に悩まされた選手で、両親がNBA選手でサラブレッドだったにも関わらず苦しいシーズンをたくさん乗り越えて来ました。
今シーズンのカンファレンスセミファイナルでの兄弟対決、セスvsステッフは胸が暑くなるゲームでしたね。
彼の半生を追って、一緒に見て成長をして来た私からしたとっても感慨深い対戦カードでした。
さて、カリーが何をメディアに言っていたかというところ。
「NBA選手の努力」についてです。
シーズン中の煌びやかステージを駆け回るNBA選手は壮絶な練習、努力をしているという事。
ぜひ、目を当てるべきは選手のそういった努力の部分。プロセスであるという事。
子どもは簡単にNBA選手の真似をしようとしますし、それは悪いことではありません。
でも、NBA選手たちのスキルの裏側にはしっかりとした理論、科学、そして努力がある。
真似するレベルでは到底届かないものがそこにはあります。
「やりたいプレー」と「できるプレー」は必ずしもイコールではありません。
カリーはここまで言っていませんが、
エンターテインメントとして最高のパフォーマンスをしている裏側にはとってもシビアな世界があります。
NBAにだって、明日契約を切られてしまうといった環境でプレーをしている選手もいますし、首だってあります。次シーズンはチームに所属できないかもしれないというプレッシャーに中で戦っています。
怪我だってなんだってトラブルが起きてプレーができなくなれば失業の危機だってあるんです。
育成年代の選手たちがNBA選手のプレーを見て、ゲームを見て、選手たちを見ていて何を感じなければいけないかわかってくると思うんですよね。
彼らの生き様そのものがエンターテインメントで、それを表現するプロフェッショナルであると私は思っているんですよね。
今回のファイナル、レナードの人生をどこまで知っているだろうか?
バスケットが彼の中でどんな存在だろうか。
学べることはたくさんあると思います。
それほど、私は毎シーズン感動をさせてもらって、NBAの虜になっています。
カリーが試合後に言っていたこと、
「ここに戻ってくる努力が大切」
この言葉を実現することは難しいことです。
試合に負けた後は誰だって悔しいです。
その気持ちを忘れずに次のゲームまで努力をすることです。これが一番難しく、大切なことです。
私は中学時代弱小校にいましが、素人軍団と共にメンバーたったの5人で地区ベスト8まで上り詰めました。
指導者をしながら思うことは、
私のチームはこの負けた後の努力の継続ができたことだと思っています。
だからあの環境でも勝ち進むことができたのだと思っています。
部活動の
引退というととてもネガティブなイメージで、人生のOFFシーズンみたいな印象、バスケは一切なし、勉強だけ。。。。
でも、その期間にきちんと学業とバスケを両立してできる選手がのちに成功を掴むものだと思っています。
結局勉強時間なんて1日中するわけではないし、勉強と言いつつもスマホをいじったりするのならば、いっそ思い切ってバスケで成功を目指す、その分勉強をしっかりやるという今までのスタイルを貫いた方が充実するラストイヤーができるのではないかな?と思います。
私は幸運なことに、中学校で引退するとすぐに高校の練習に参加させてもらいました。
でも、その分学校生活や勉強を充実させる努力をいつも以上にしました。
責任ってそういうことで、次のステージに上がるまで決して立ち止まってはいけないと思うんです。
中3から高校は特に伸びる時期です。
我がクラブにみんな来ればいいと思います。