6年生ミーティング
提供元:港南ミニバスケットボールクラブ
2019/11/09 19:25
11月4日。
港南ミニバスケットボールクラブは、
6年生の部員全員が集まり、チームミーティングを行いました。
今までほとんどミーティングの為に時間を取るといったことをしたことが無いので、
ほんの少し戸惑いもあるようでした。
テーマは「今後のチームとしての方針、目標設定、最上級生してチームにどう関わるか」です。
まず、今後のチームの方針として1つの四字熟語を採用したことを説明しました。
「疾風迅雷 しっぷうじんらい」
「疾風」とは「はやて」とも言われる強く早い風のことを意味し、
一方「迅雷」は直訳すると「速い雷」となり、「雷の激しい轟(とどろき)」を意味します。
そして、その二つを合わせて「素早く、激しい様子」を表します。港南ミニバスケットボールクラブが目指すバスケットボールに置き換えると、
疾風迅雷とは、
激しい雷のようなディフェンスと、
疾風のように素早いオフェンスの両方を兼ね備えたプレイスタイルのことになります。
また、疾風迅雷にはもう一つ、別の意味があります。
「素早く、激しい様子」から発展させて、「迅速な行動」。
または物事のスピードが速いことから「急激な変化」という意味にも使われます。
今季、コーチ陣の交代や、体制の変更があり、
まさに迅速な行動や、急激な変化がチームに求められています。
チーム全員がこの疾風迅雷の言葉を元に一丸となるように、
目指していきたいということを伝えました。
次に、冬季大会に向けての目標を設定しました。
これに関しては、コーチや保護者が決めることではありませんので、
6年生全員での話し合いの時間を設けました。
何位を目指すのか、その順位になるためにはどのチームに勝たなければならないのか、
そしてそのチームに勝つ為にはどの程度の練習が必要なのか。
最終的に目標は「決勝リーグ進出」に決まりました。
正直、今の港南MBCでは、まだ少し手の届かない相手にも
勝たなければならない様な目標設定です。でも届かないのは、ほんの少しです。
人はどうしても上に行きたいと思った時に初めて、上に行く為の方法を真剣に考えるようになります。
松下幸之助
『なんとしても二階へ上がりたい。どうしても二階へ上がろう。この熱意がハシゴを思いつかせ、階段をつくり上げる。上がっても上がらなくてもと考えている人の頭からは、決してハシゴは生まれない。』
上を目指す事が決まったので、後は皆で考え、行動に移すのみです。
しかし、信じられない結果が生まれるのは、チーム全員がその結果を信じた時のみだ。
ということを合わせて伝えました。
決めた目標の達成を心から信じて、そのためにどうすべきかを全員が意識しなくてはなりません。
また、選手、コーチ陣、保護者、チームに関わる全ての人がチームメイトであるとも話し、
様々な立場からチームの目標達成のために全力を尽くすことを、皆で約束しました。
最後に、6年生が最上級生としてチームにどの様に関わるべきかについて話しました。
練習中の態度や挨拶、それを下級生に教える姿勢などを改めて確認しました。
今回のミーティングでは、先に勝利のために目標を設定しましたが、
あくまでも、バスケットボールを通して心身の健全な成長を図るために
港南ミニバスケットボールクラブは存在しています。
6年生は、バスケットボールのプレイ以外の部分においても、
下級生の模範であり続けなければなりません。
お世話になった方々に「港南ミニバスの子たちはさすがだね」と思われなければなりません。
そういった点を自覚し、自ら行動するように話しました。
私のいまいちなトークがどこまで子ども達の心に響いたかは別として・・・
全員で集まって話し合い、気持ちを一つにするということにおいて、
今回のミーティングはとても意味のあるものだったと感じました。
結果は今後の行動次第。
選手、コーチ、保護者一丸となって、一緒に頑張っていきたいと思います。