大阪府のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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シュート確率ではなく、得点期待値でシュートを見てみよう!

2020/01/17 02:26
  

こんにちは!

けんいちです!


今回は、

「シュート確率ではなく、得点期待値でシュートを見てみよう!」

というお話です。


少し小難しい話にはなりますが、お付き合いくださいw


《確率とは?》

そもそもシュート確率の「確率」ってどうゆうことでしょうか。

なんとなくでは理解していましたが、この動画を撮影するにあたって今一度調べてみました。


確率とは=「あることが起こる割合を表す数」

のことを言います。


例えば、サイコロの目で1が出る確率は1/6であったりとか。


バスケットに置き換えると、

シュートの成功がどれくらいの割合で起こるかを表した数

ということになります。


《期待値とは?》

それでは得点期待値の期待値とはなんでしょうか。


期待値とは=「確率を考慮した上で出る数の平均値」


サイコロの例でいうと、サイコロを振った時、出る目の数の平均は3.5であるとか。。

※詳しく知りたい人はググってねw


バスケットに置き換えると、

成功確率50%のシュートを打つ選手のシュート一本に対して平均して

どれくらいの得点が期待できるかという値。


となります。


すでに自分でも半分訳わからんですが、

皆さんも頑張ってついてきてくださいw


《得点期待値の算出方法》

それでは、その得点期待値はどうやって算出するのか。


「得点期待値=シュート得点×シュート確率」


ここはびっくりするほどめちゃくちゃわかりやすい!w


前述した例で言うと、

成功確率50%のシュートを打つ選手が2点のシュート打った場合。

そのシュート一本に対して、平均して期待できる得点は、


2点(得点)×0.5(確率)=1.0点(得点期待値)


となります。


つまり、

この選手が2点シュートを打つたびに1.0得点が期待できる。

ということです。


この値が高ければ高いほどそのシュートは

良いシュートであり、価値のあるシュートになります。


まだまだ続けますよー!

頑張ってついてきてください!w


《シュート確率ではなく得点期待値の方がいい理由》

シュート確率ではなく得点期待値でみた方がいい理由を

例を挙げながら見ていきましょう。


あるAというチームがあったとします。

そのチームのシュート確率が以下の通りです。


---

ゴール下:70%

ミドル:50%

3P:40%

---

これをみた場合、Aチームは確率の高いシュートから優先順位をつけて

ゴール下→ミドル→3Pと、

シュートをしていくべきだとわかります。


それでは上記のシュート確率にそれぞれ得点をかけて

得点期待値をみていきましょう!


---

ゴール下:2点×0.7=1.4点

ミドル:2点×0.5=1.0点

3P:3点×0.4=1.2点

---

これを見てみるとミドルが1.0点なのに対して、3Pが1.2点となっています。

一本のシュートにて対して期待できる得点は、3Pの方が高いですね!

この得点期待値でみた場合、Aチームが打つべきシュートの優先順位は、


ゴール下→3P→ミドル


となります。


3Pとミドルの優先順位が確率で見たときと、逆転しましたね!


バスケットの試合は何十回とオフェンスを繰り返し行うので、


確率50%の2点ミドルシュートを

10回繰り返し行えば、シュート成功は5本となり10得点ですが、

確率40%の3Pシュートを

10回繰り返し行えば、シュート成功は4本と少ないですが、12得点となります。


Aチームはどちらを選ぶべきか一目瞭然ですね!

確率だけでシュートを見ると見えなかったものが、得点期待値では見えてきました!


URL: youtu.be

最近NBAでも、3Pシュートを打ちまくる選手、チームが増えてきていますよね。

世界最高峰のリーグでプレーするNBA選手は、やっぱり3Pシュートの確率も高い。

ということは、3Pシュート一本に対する得点期待値も当然高い。


入るから打ってるというよりは、

期待値の高いシュートだから打ってる

チームとしてそれを選択すべきだから打ってる


と言うふうに見えてくると思います!


試合を観戦するとき、得点期待値を頭に入れながら見てみることで

バスケが、より面白く見えるし、より深く見れると思います!


それではまた会いましょう!!

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