シュート確率ではなく、得点期待値でシュートを見てみよう!
こんにちは!
けんいちです!
今回は、
「シュート確率ではなく、得点期待値でシュートを見てみよう!」
というお話です。
少し小難しい話にはなりますが、お付き合いくださいw
《確率とは?》
そもそもシュート確率の「確率」ってどうゆうことでしょうか。
なんとなくでは理解していましたが、この動画を撮影するにあたって今一度調べてみました。
確率とは=「あることが起こる割合を表す数」
のことを言います。
例えば、サイコロの目で1が出る確率は1/6であったりとか。
バスケットに置き換えると、
シュートの成功がどれくらいの割合で起こるかを表した数
ということになります。
《期待値とは?》
それでは得点期待値の期待値とはなんでしょうか。
期待値とは=「確率を考慮した上で出る数の平均値」
サイコロの例でいうと、サイコロを振った時、出る目の数の平均は3.5であるとか。。
※詳しく知りたい人はググってねw
バスケットに置き換えると、
成功確率50%のシュートを打つ選手のシュート一本に対して平均して
どれくらいの得点が期待できるかという値。
となります。
すでに自分でも半分訳わからんですが、
皆さんも頑張ってついてきてくださいw
《得点期待値の算出方法》
それでは、その得点期待値はどうやって算出するのか。
「得点期待値=シュート得点×シュート確率」
ここはびっくりするほどめちゃくちゃわかりやすい!w
前述した例で言うと、
成功確率50%のシュートを打つ選手が2点のシュート打った場合。
そのシュート一本に対して、平均して期待できる得点は、
2点(得点)×0.5(確率)=1.0点(得点期待値)
となります。
つまり、
この選手が2点シュートを打つたびに1.0得点が期待できる。
ということです。
この値が高ければ高いほどそのシュートは
良いシュートであり、価値のあるシュートになります。
まだまだ続けますよー!
頑張ってついてきてください!w
《シュート確率ではなく得点期待値の方がいい理由》
シュート確率ではなく得点期待値でみた方がいい理由を
例を挙げながら見ていきましょう。
あるAというチームがあったとします。
そのチームのシュート確率が以下の通りです。
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ゴール下:70%
ミドル:50%
3P:40%
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これをみた場合、Aチームは確率の高いシュートから優先順位をつけて
ゴール下→ミドル→3Pと、
シュートをしていくべきだとわかります。
それでは上記のシュート確率にそれぞれ得点をかけて
得点期待値をみていきましょう!
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ゴール下:2点×0.7=1.4点
ミドル:2点×0.5=1.0点
3P:3点×0.4=1.2点
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これを見てみるとミドルが1.0点なのに対して、3Pが1.2点となっています。
一本のシュートにて対して期待できる得点は、3Pの方が高いですね!
この得点期待値でみた場合、Aチームが打つべきシュートの優先順位は、
ゴール下→3P→ミドル
となります。
3Pとミドルの優先順位が確率で見たときと、逆転しましたね!
バスケットの試合は何十回とオフェンスを繰り返し行うので、
確率50%の2点ミドルシュートを
10回繰り返し行えば、シュート成功は5本となり10得点ですが、
確率40%の3Pシュートを
10回繰り返し行えば、シュート成功は4本と少ないですが、12得点となります。
Aチームはどちらを選ぶべきか一目瞭然ですね!
確率だけでシュートを見ると見えなかったものが、得点期待値では見えてきました!
URL: youtu.be
最近NBAでも、3Pシュートを打ちまくる選手、チームが増えてきていますよね。
世界最高峰のリーグでプレーするNBA選手は、やっぱり3Pシュートの確率も高い。
ということは、3Pシュート一本に対する得点期待値も当然高い。
入るから打ってるというよりは、
期待値の高いシュートだから打ってる
チームとしてそれを選択すべきだから打ってる
と言うふうに見えてくると思います!
試合を観戦するとき、得点期待値を頭に入れながら見てみることで
バスケが、より面白く見えるし、より深く見れると思います!
それではまた会いましょう!!