大阪府のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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継続は妄信なり??

2022/02/18 12:20
  

こんにちは、紺田です😊

先日、過去に読んで面白かったな~と記憶していた本が、大幅に加筆され復刊していたのを発見しました✨



昨年11月に復刊されていたようですが、全然知らなかったので発見出来てよかったです😌

以前読んだ時にすごく面白かったので、それを題材にこのブログにも書きました😊


そういえば前に書いたことあったなと思って探してみたら4年前!

時の流れは早いものです😅

内容は世界中の人の名前についてのあれこれなのですが、僕はバスケットボールを始め音楽やアートなど、まず海外の文化に興味を持っていたので、外国人の名前に接することが比較的多かったです。

なので、聞き覚えのある名前の由来や意味を知ることが出来て、とても楽しく読めた本でした👍

そんな記憶があったので今回復刊されていたものもすぐに買い、今読んでいるところです😊

と、その中に外国の言葉を自国でどのように扱っているかという項目があります。

例えば日本では外国の言葉はカタカナにしてそのまま近い発音で話したり書いたりすることが多いですよね。

「Basketball」なら「バスケットボール」というふうに、テレビ、コンビニ、グーグル、インスタグラム、カレーライス、ピザ、ライオン、ペンギン…

もちろん「野球」を始め、漢字のほうがしっくりくるものもたくさんあります😃飛行機、電車、車、映画、犬、猫、虎…

古くからあるものとそうでないものなど、いろいろ理由があるんだと思いますが、日本はひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット…と、生活の中でいろんな種類の表記が溢れています🤔

しかし、中国だと「コカ・コーラ」は「可口可楽」、「グーグル」は「谷歌公司」となるなど、外国の言葉や名前は全て漢字に置き換えられます。

昔の日本も外国の言葉や名前を漢字で表していましたよね😃

アメリカを「亜米利加」と書いたり、フランスを「仏蘭西」と書いたり。

いつの頃からか日本では音をカタカナに置き換え、中国では漢字のまま。

単にカタカナの有る無しだけの話かもしれませんし、もっと深い理由があるのかもしれません。

そのあたりは僕もまだよくわかっていないのですが、それは今回のブログではさほど重要ではありません😅

今回僕が書きたかったのは、その本を読んでいてふと頭に浮かんできた「こだわり」と「柔軟性」、「継続」と「変化」、「囚われ」と「フットワークの軽さ」というような二つの価値観について。


日本ではどんなジャンルでも一つのことにこだわりを持って追求している職人的な人を称賛する傾向が強いと思うのですが、いかがでしょうか😯?

一方で「お宮参りで神社に行き、神様に誓って結婚し、お墓に入って戒名をもらう」と言われ、その上で無宗教と言い張る人が多いという宗教に対する無茶苦茶な姿勢を指摘されたりしています笑

お盆だハロウィンだ、クリスマスにバレンタインだと、行事ごとにも無節操なところがありますしね😅

一貫したこだわりと、なんでも柔軟に取り入れてしまう姿勢と、どちらにより重きを置いているのか不思議なところがあります😌


スポーツでもそうです。ここ何年も議論されているように、一つのスポーツを続けるのがいいのか、いろんなスポーツを経験するほうがいいのか。

日本では小学生ぐらいで始めたスポーツを中学高校と部活で続けていく人がどちらかというと多いと思います。

そこにアメリカの、夏は野球をやって秋からアメフト、冬はバスケットボール…というふうに、季節ごとに違ったスポーツをする「シーズンスポーツ」という概念が入ってきました。

特に小学生ぐらいまではいろんなスポーツを経験したほうが運動能力に向上が見られるといった研究結果や、最終的に最も自分に合ったものを選べるということで、日本のスポーツ環境もそういったものにしていくべきではないかと議論されています☝️

しかし、「継続は力なり」「石の上にも三年」という言葉に代表されるように、一旦始めたものを「辞める」ということに対して少しネガティブなイメージがあるのは事実だと思います。

「置かれた場所で咲きなさい」なのか、より輝ける場所を探して飛び回れるフットワークの軽さなのか。

どちらが大切なのかというのは難しいところです😌

前者は昔から美徳とされている価値観、後者は新しい世代の価値観…という感じはしますが😃

青色発光ダイオードを発見した中村修二さんは「自分の能力を磨くために、5年置きぐらいで会社を替えるべきです」とおっしゃっていました。

45歳という早期定年制が議論されたり、働き方改革の一環として副業を解禁する企業が増えるなど、これまでの年功序列や終身雇用といったものが少しずつ変わってきているのは確かだと思います。

進化論で有名なダーウィンも「強い者が生き残るのではなく、変化できる者が生き残ってきた」という言葉を残していますしね🤔


「こだわり」や「継続」というのは別の角度から見ると「執着」「硬直」「囚われ」と感じることもあります。

「柔軟性」や「フットワークの軽さ」というものも、見方によっては「軽薄」「耐性のなさ」「無節操」と言えなくもありません。

やはりそこにある程度の成果が出ているかどうかということが大切なのかなとも思いますし、成果なんて出てなくても楽しければいいじゃないかとも思います😌

「芸人を辞めるキッカケを与えるため」という裏の趣旨(?)で始まったM‐1グランプリで錦鯉が優勝したりするからややこしい笑

僕の好きなロックバンド、プライマル・スクリームのように、「一貫して変化し続ける」という一見矛盾しているような信念を持った人達もいます😌

最終的には本人がそれで幸せなのかどうか、なのでしょうか😊



…というようなことを考えていたところに、本当に偶然に、ちょうどいい出来事がありました!

僕が担当しているスクールの卒業生が二人、二週に渡って順番に一人ずつ遊びに来てくれました😃

一人は高校3年生、もう一人は高校2年生。学年は違いますがどちらも同じスクールの卒業生。

高校3年生の子はTTBで6年生までバスケを続けたものの、中学ではバスケはやらず、高校では放送部、この春から大阪芸術大学に進学することが決まったそうです✨

映像製作に興味があるようで、そちらの道で頑張りたいということでした😃

もう一人の高校2年生の子はTTBの土曜日にやっているプラスワンでキャプテンを努め、箕面市の大会でチームを優勝に導いた素晴らしい選手でした😊

彼は中学、高校とバスケを続け、大学は同志社大学を目指し勉強も頑張っているとのこと。大学でもバスケをするつもりだそうです👏

TTBを卒業したあとは対照的と言っていいほど違う道を歩んでいる二人の卒業生でしたが、僕はどちらの話も同じぐらい嬉しく思いました😌

バスケを続けている子がいればもちろん嬉しいですし、別の道を見つけて頑張っている子も素晴らしいと思います👍

そして二人の話を聞いていて一番嬉しかったのは、どちらにもTTBが楽しかった思い出として残っているということ😊

それが一番大切なことであり、我々コーチが忘れてはならないことではないかなと、改めて感じることが出来ました✨



僕自身はずっとバスケを続けてきて、TTBでコーチを始めてからも17年が経とうとしています。

アーティストやスポーツ選手、お笑い芸人さんなどでも、どちらかというと求道的な人達のほうに惹かれますし、「継続は力なり」という言葉が好きです。

皆さんはどうでしょうか😃?



フワフワと感じたことを書いてきたので内容がまとまっておらず、長くなってしまいましたが😅

人名の本を読んでいてそういったところに思いが飛んでいく、それが読書のいいところであり、好きなところです😊

コーチとして子供達の将来のための土台作りと目の前の楽しさ、そのバランスを上手くとれるような指導が出来るようこれからも頑張りたいと思います🍀

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