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間接音楽

2022/02/14 11:59
  

こんにちは、紺田です😊

今回のブログは音楽鑑賞について✨

僕は音楽を聴くのが好きなので、普段の生活の中でいろんな音楽をよく聴いています😃

ただ、今回はどんなアーティストが好きだとか、どんなジャンルの音楽をよく聴くだとか、そういう話ではなくて、音楽の「聴き方」について☝️

一口に「音楽を聴く」と言っても、いろんな聴き方がありますよね。

ステレオの前で真剣に音楽と向き合うということもあるでしょうし、生活の中でBGM的に流すということも多いでしょう。

通学や通勤の時にスマホとイヤホンで聴く、車の運転の時にかける、そしてコロナのおかげでなかなか難しくはなっていますが、ライブに行って生の音楽に触れるということも大きな体験ですよね😊

そのように多様な音楽の聴き方がある中で、今回僕が書きたいのは「間接音楽」というものについて。

これは僕が勝手につけた名称なので、「間接音楽」というジャンルの音楽があるわけではありません😅

僕が普段よくやっていて、皆さんにもぜひオススメしたい音楽の聴き方です😊


間接音楽の「間接」は間接照明の「間接」です☝️

ご存知の通り間接照明というのは物や部屋などに直接光を当てる照明ではなく、壁や天井などに光を反射させ、その「漏れる」光で一味違った雰囲気を作ってくれるもの。

間接音楽もこの「漏れる」というのがキーワードで、間に何かを挟むことによって音楽の雰囲気が変わります。

皆さんも経験があると思うのですが、遠くのほうから聞こえてくる音や漏れ聞こえてくる音には雰囲気がありますよね?

ここを共感してもらわないとこの先苦しくなってくるのですが😅

例えば花火。花火大会の会場に行って、直接花火の音を聞くと胸にドシン!ときて肌や服にもビリビリ、それはもう凄い迫力です。

ですが、家の中や遠くから眺めている時、運転中や外を歩いている時にふと聞こえてくる花火の音には迫力の代わりに「情緒」という成分が含まれます。

お祭りの喧騒や盆踊りの音楽なんかもそうです😃遠くから漏れ聞こえてくる音にはその場にいるのとはまた違った雰囲気や情緒を強く感じます。

そういう音はまだまだたくさんあって、電車が走る音、飛行機の飛ぶ音、船の汽笛、除夜の鐘、蝉や虫の鳴き声、雨音…

どれもその場で直接聴くのと距離や建物を挟んで間接的に聴くのとでは大きな違いがあります。

出掛ける用事があるときに雨が降っていると鬱陶しいだけですが、そんな用事もなく部屋の中にいるときに聞こえてくるしとしととした雨音ってすごくいいですよね😌

クラブやライブハウス、人の車から漏れてくる音楽は低音がよく響きますし、安物のステレオやラジオから聞こえるカシャカシャとした軽い音もいいですよね。

自分が聞いているのではない、人が聞いているラジオから聞こえてくる音の前を通る時…

そんな状況があまりないですか?笑

僕はわりとあって、畑で農作業をしているおっちゃんや土木作業や建設現場でお仕事をされている方がラジオをかけてたりするんですよね😊

そんなふうにふとラジオの音が聞こえてくる時、その音が近づいてきて遠ざかっていく時、映画の一場面のような雰囲気を感じます🤔


インスタグラムを始めとしたSNSに投稿される写真や画像には「フィルター」というものがかけられていることが多いです。

セピア色にするとレトロな雰囲気が出るように、青みがかったものにしたり白みがかったものにしたり、濃淡のコントラストを強めにしたり。

何がどうなってそうなっているのか上手く説明は出来なくても、フィルターをかけることによって元の写真とは明らかに違った「良い雰囲気」になるからこそ多くの人が使うんですよね😃

「写ルンです」のようなレンズ付きフィルムに人気が出ているのも、そういったフィルター効果があるからこそではないでしょうか。

僕は音や音楽にもそういったフィルターというものが確実に存在すると思います。

もちろんテレビやステレオには高音を強くしたり低音を強くしたり、また古い音楽の雰囲気が出したい時にレコード針のパチパチとした効果音を入れるといったような「加工」の機能はあります。

でもそれとはちょっと違うんですよね😌


僕は読書や就寝時に音楽をかける時に、よく「間接音楽」にしています。

寝室とは別の部屋で音楽をかけたり、洗面所やクローゼットの中にタブレットを置いて音楽を流したり笑

そうやって距離や壁やドアを挟むことによって、直接その音楽を聴くのとは全然違った雰囲気になります✨

情緒というフィルターがかかるんですね😃

音を小さくするだけではフィルター効果は得られません🙅

音楽そのものはよく聞こえないぐらい、雰囲気だけが漏れ聞こえてくるぐらいがちょうどいいですね😊

もちろん近所迷惑にはならないよう気をつけてますよ😅


「間接音楽」については調べてもなかなか出てこないので、まだまだ実践している人や研究している人は少ないようです😌

いつか論文でも書いて世に広めたいものです笑

僕自身のこれまでの研究の成果としては
、この「間接音楽」にはロックやポップスではなく、クラシックのピアノ曲や弦楽四重奏や五重奏、古い時代のジャズやブルースやカントリー、フランスのシャンソン、そしてなんといってもタンゴやサルサやボサノバなどの中南米の音楽が良く合うということがわかっています👍






一人暮らしだから出来ること、というのが前提としてあるとは思いますが…

皆さんも一人時間が出来た時などにぜひお試しください😊

きっと情緒豊かなフィルター効果を感じてもらえるはず…

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