インカレ
提供元:TTBスポーツクラブ
2021/12/13 13:06
こんにちは、丸塚です。
冬になるとバスケットボール界が少し騒がしくなってきます。
NBAやBリーグでは少しずつチームの勢力図が明らかになり、オールスターも控えています。
他にも高校生のウインターカップや大学生のインカレなど、見る物が多く困るくらいです。
その中でも今回は大学生のインカレについて話そうと思います。
インカレというのはインターカレッジの略で大学生の全国大会です。
4年生にとっては最後の大会となります。
女子優勝は5年連続となる東京医療保健大学、男子は白鴎大学が初優勝で幕を閉じました。
試合というのは様々な要素が絡み合い勝敗が決まりますが、今回のインカレで面白いデータがあります。
1Q終了の時点でリードしているチームの勝つ確率が70%を超えています。
リードを奪い逃げ切る、2Q以降に逆転を許しても再逆転をするなど、1Qでリードをしてペースを掴みメンタル面で優位に立つというのは勝敗にかなり影響が出る要素なのは間違いありません。
女子の東京医療保健大学は1Qからリードを掴み、データ通りそのまま逃げ切り勝利しました。
しかし男子の白鴎大学は前半は全く自分達のペースに持ち込めず、後半序盤も苦しみましたが4Qは完全に試合を支配して見事に逆転優勝を決めました。
男子はデータ通りの結果にはなりませんでしたが、負けて準優勝の東海大学は決してプレーが悪くなっていったわけではなく、とにかく外角シュートが入りませんでした。
前半から入らない中でリードをし、試合を支配していましたが結局4Qまで外角シュートが入りませんでした。
そしてなんと、男子3位決定戦も1Qリードした専修大学が筑波大学に後半逆転負けをするという展開でした。
バスケットボールをする上でデータや確率はかなり大事な要素ですが、その通りに進まないのがバスケットボールです。
高校生のウインターカップではどんな大会になるのか、皆さんも色々な視点から観戦してみて下さい。