*二度目のお正月*
提供元:TTBスポーツクラブ
2021/02/12 11:48
こんにちは、紺田です😊
皆さん、明けましておめでとうございます❗️
そうです、本日は皆さんもご存知の通り、旧正月というやつですね✨
昔は昨日が12月31日で大晦日、そして本日こそが1月1日で元日だったんですね😆
今頃は初詣から帰ってきて、家でおせち料理でも食べている頃でしょうか😊
昔と言っても旧暦から新暦へと変わったのが1873年(明治6年)のことですから、およそ150年前🤔
昔と言えば昔ですけど、そこまで大昔❗️って感じではないですよね😃
僕達も昭和から平成に、そして平成から令和へと、元号の変化は経験しましたが、月日のカウントのしかたが変わる「改暦」は経験したことがありません😆💦
改暦にあたっては政府から「改暦の詔(みことのり)」というものと、「太政官布告(だじょうかんふこく)」というものが発表されたのですが、それが明治5年11月9日のこと。
当時の人達はさぞかし驚いたでしょうね❗️
普通に生活していて、いきなり「改暦します。今年は12月2日まで。翌日の3日を1月1日ということにし、その日から明治6年が始まります」と言われたんですから😳
平成から令和に変わった時にも翌年のカレンダーをどうするかといった問題が起きていましたが、改暦の当時も同じような問題が起こっていたようです😌
江戸時代には「暦師(れきし)」、明治時代には「暦商社」といった暦(こよみ)を作っている職人や組織があったのですが、改暦の詔が発せられたのが11月ですからね。
もちろん既に翌年の暦はほぼ出来上がっていて、大混乱となったそうです😅
当然ですが改暦したからといってそれに合わせて季節が変化してくれるわけではありません。
なので、旧暦で行っていたそれぞれの行事をどうするかといった問題も大きかったようです。
現在でもお正月には「迎春」や「新春」という言葉がよく使われますが、季節としては真冬もいいところですよね😆そこからますます冷え込んで、春らしさなんて全然感じられない💦
本来は今日が元日ですから、まだ寒いとはいえ、暖かい日も出てきて、1月1日に比べたらよっぽど迎春という感じがします😊
しかし、「中秋の名月」と呼ばれるお月見は、旧暦の8月15日と決められていましたが、それをそのまま現在の8月15日にやってしまうと全然満月ではありません😵
なのでそこは季節に合っていた旧暦のまま行われています😊
ちなみに今年は9月21日だそうです☝️
中国や韓国といった旧暦での行事ごとを大切にしている国々では、旧正月を「春節」といって盛大に祝い、大型連休となっているところも多いようで✨
日本ではそういった外国の情報が入ってくるだけで、ほとんど何もなく過ぎていってしまいますが😅
そこは良くも悪くも切り替えが早い(忘れっぽい?)と言われる日本人らしさでしょうか😌
ただ、この旧正月に合わせて神社に参拝する、という日本の方々もおられるようなので、僕が知らないだけで日本でもいろんな行事や催し物が行われているのかもしれません😊
いずれにせよ、旧暦を知ると、とても奥が深く、新しい発見がいろいろとありますし、大昔の人達の考えや知恵に触れると感慨深いものがあります😌
皆さんもこのあと、近所の神社に参拝などされてみてはいかがでしょうか✨
そして生徒のみんなはこういう知識を持っていると、二度目のお年玉をもらえるチャンスが…
ないです❗️