大阪府のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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24秒以内で❗️

2020/05/27 12:00
  



こんにちは、紺田です😊


生徒の皆さんはバスケの練習頑張っていますか😃?


場所や時間の関係で出来ることはそれぞれで違うと思いますが、来週のスクール再開に向けて、少しずつでも準備しておいてくださいね❗️






さて、今回のブログではバスケの「プレー」ではなく「ルール」について書こうと思います😊


以前にもTTBブログでは試合時間やファウル、バイオレーションなどについて書いていましたが、今回はその「バイオレーション」の中の「24秒バイオレーション」と「ショットクロック」について⏰


まず24秒バイオレーションとは、ボールを持ったチームは24秒以内にシュートしないといけない、というルールです☝️


いつまでもドリブルをしていたりパスを回したりはしていられないということですね😌


シュートをせずに24秒が過ぎてしまうと、相手ボールになってしまいます😱


その24秒間を試合の時間とは別に計っているのが「ショットクロック」というもの。


なので、ショットクロック・バイオレーションと呼ばれることもあります😊


ショットクロックはどこにあるかというと、ゴールのバックボードの上についていたり、コートの端のほうに置いてあったり、試合時間を計っているタイマーと呼ばれるものに表示されたりしています✨





出来るだけ確率の高いシュートをねらいたいところですが、それも24秒以内で、ということになります😊


しかし、そのシュートは入る必要はなく、リングに当たりさえすればシュートと見なされるので、シュートが外れても味方がボールを取れば(リバウンド)そのまま攻撃(オフェンス)を続けることが出来ます👍


ただし、シュートしたあとの2回目、3回目のオフェンス時間は24秒ではなく、14秒😱


少し前まではシュートのあと味方がリバウンドすれば24秒にリセットされていたんですけどね😌


シュートが外れたボールを相手チームが取れば、そこから相手チームの24秒がスタートということになります☝️





保護者の皆様は覚えていらっしゃるでしょうか?


サッカーの2018年ロシアでのワールドカップ、日本対ポーランドの試合。日本は負けていたにもかかわらず、別会場での試合結果により決勝トーナメント進出が決定したことで、攻撃を止め、パスを回し続けて残りの試合時間を消費しました。


そのまま勝ちを目指して攻撃することにより、新たな失点のリスクや、相手の攻撃を止めるためのファウルなどを犯してしまうことを避けるためでしたが、このプレーには会場からもブーイングが起きていましたし、試合後も賛否両論ということになりました。


単純に、バスケットボールではそういったプレーは出来ないんですね😃


24秒が経った時点でブザーが鳴り、自動的に相手チームに攻撃権が移ってしまいます😌


サッカーはグラウンドが広いので、さすがに24秒というわけにはいかないでしょうが、60秒ぐらいでバイオレーションを作ってみると面白いかもしれません😆


しかし、バスケットボールも昔からこのルールがあったわけではなく、初期の頃はサッカーと同じようにどれだけボールを保持していてもOKでした。


相手チームの上手い選手にボールを持たせないため、また、自分達のリードを守るために、シュートをせず延々とパスを回したりドリブルをついたりしていました🤔


その結果、1950年のミネアポリス・レイカーズ対フォートウェイン・ピストンズの試合は18対19というスコアで終わってしまいます😱


今では3ケタの得点が入ることも多いバスケットですが、さすがに18対19の試合は面白くないですよね💦


いや、今となればどんな様子だったのか逆に見てみたいですが🤣


ただ、やはりそんなプレーが多いバスケットやプロリーグの人気が出るはずもなく、チームやリーグの運営が厳しくなっていきます。


そこで考え出されたのが24秒バイオレーション、ショットクロックの導入✨


それによりゲームのスピードが上がり、得点が多く入るようになったバスケットは、だんだんと観客も増え、人気のスポーツとなりました😊


ですので、想像以上にバスケットボールにとってはこの24秒バイオレーションというルールは革新的であり、大切な新ルールだったんですね🤔


ただ、ここが難しいところなのですが、一概にスピードが上がればいいとは言えません。


持ち時間が短いということは、それだけシュートに繋げるまでの動きや作戦が単純になってしまうということ。


良いシュートをねらうためにじっくりとチームプレーを作るということが出来なくなります🤔


そういった観点から長らくアメリカの大学では24秒ではなく35秒でしたし、今でも30秒です。


ですので、最近のルール改正による2回目以降のオフェンスが14秒というのは、いかがなものかと思うところもあるのですが😌


アップテンポでエキサイティングなゲームと、その中でのしっかりと作られたチームプレーの妙、そのバランスが難しいところであり、バスケットボールの面白いところでもあるのかもしれません😆





バスケットボールでは今回の24秒バイオレーションの他にも、「◯秒以内に◯◯しなければならない」といった時間制限が設けられているルールがたくさんあります😊


またこのブログにも書いていこうと思いますが、この機会に調べてみると面白いと思いますよ✨

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