モチベーションを高める指導=聞く事+認める事
K'd23ERSでは選手が主体となって考え行動する事に重きを置いています。但し、U12カテゴリーに於いては自身で考え行動するのはまだなかなか難しい。その為指導者の役割は、それら考え行動する為の選択肢を用意する事だと考えています。当然バスケプレーの選択肢だけではなく、総合的な『思考の選択肢』であり、『思考の方法』です。
チームでは特にミーティング時間をしっかり取りますが、長時間やるのではなく決められた短時間で集中的に話し合い、必ずなにかしらの結論を出す『トーク&フィックス』がミーティングの基本的な考え方です。コーチの方で様々なテーマを投げかけ、かつファシリティートし子供達から意見を拾い上げていく。その中でコーチの描く結論に導かない様に配慮する事も必要となります。その他に注意している点としてはポジティブトークである事。特に失敗があった時に誰かを、或いは誰かのプレーを責める様な事だけは無い様に気を付けています。その様なつもりはなくてもそう捉えてしまう可能性もあるので、言葉の使い方には特に注意が必要です。そういったポジティブトークを心掛ける事によって、仲間を気遣えるチーム力が少しづつ出来上がっていくと考えています。
マズローの欲求5段説でも言われている事ですが、人は『認められる事』を一つの欲求として持っています。そう考えると自分が認められる場所であれば、そこは自分の居場所になります。
昨今では褒める指導という言葉をよく耳にしますが、なんでもかんでも褒めれば良いというものではなく、その人その人が何に対して認められたいと思っているのか見極める必要があります。バスケのプレーなのか、人間性なのか、コミニュケーション能力なのか・・・それは様々です。それを知る為に選手1人1人と沢山会話をする事が大事ですね。
当チームではカテゴリー、レベルに分けての練習を行っています。キッズ部門ではまずバスケの楽しさを知り、高学年に向けた運動の基礎を身につけられる様カリキュラムを組みます。一方ジュニア部門では、平日に個人スキルアップを図り、土日のチーム練習で実行し、また平日にフィードバックする・・・自然とPDCAサイクルが回る様な仕組み作りをしています。平日練習では家でなかなか自主練に取り組めない人でも集中してトレーニング出来る環境を作っていますので、経験者の人も体育館に足を運んでみて下さい。勿論キッズ部門の参加もOKです!ちびっ子も黙々とワークアウトに取り組んでますよ!
現在チームの数値目標としてはT&M方式(トレーニング&マッチつまり試合)でレベルアップを図れる様に、6月に練習試合を行う事を直近の目標とし、幾つかの大会出場も目標に掲げています。
一緒に大会出場を目指しましょう!!