神奈川県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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保護者の皆さまへ

2019/04/09 07:58
  

以下は、MMBCのメンバーの保護者の方からのメッセージです。

私たちがどんなことを大切にしているのか実感していただけると思います。  


私が、このチームとてもいいなと思っているのは、主コーチ、チームの方針といった方が良いのかもしれませんが、チームという事を大事にしているところです。

試合には、入ったばかりの1年生もチームの方針として出します。バスケットは低学年の子供には少し難しいスポーツなので、うまく動けなかったりします。上級生は、チビちゃんが試合に出ている時は、自分たちが低学年だった時のことを思い出して、フォローしてあげたりします。そうした姿を見ると、子供たちが成長しているなあと実感することができます。

どんどんうまくなって将来はプロでというのなら、小学校のうちから真剣に勝ちにこだわって細々と技術指導してというのもあるのかなとは思うのですが、小学校のチームで学ぶことは、また違うところなのかなと思って見ています。もちろん、このチームが、勝ちにこだわらないというわけではないですけどね。親としては子供が試合で勝つのを見るのは楽しいですし、それはコーチも同じだと思います。ただ、違うものをより大事にしているのかなということです。

私も大学で教員をしていますので、よくわかるのですが、学生がなかなかうまくできない時に、自分で考える時間を与えて、口に出さずに我慢するのはホント難しいことです。以前、とても背が高く運動能力のある高学年の子が6年生の時に新しく入部して来ました。試合形式の練習でも、もちろん、最初はどうしていいかわからないんです。

その時、こう動け、ああしろ、といろいろ言いたくなるんですけど、まだ、パスやドリブルもうまくできないわけで、ましてや、試合中のポジショニングまでは、なかなか頭がついていかないわけです。そんな時、うちのコーチは、言いたいのを我慢してるんですね。今言っても頭が混乱するだけだからという事だそうです。

適度にアドバイスをもらいながら、自分で考えて、いろいろやって、というのを繰り返して、半年もすると、その子も凄い戦力になってました。そんな形で、指導してもらっているので、皆バスケットボールが好きになってるようです。好きになると、暇なときはバスケットして遊んだり、練習がない日もボールに触ったりするようになってどんどんうまくなっていきます。

子供は子供なりにいろいろ考えているので、自分がやりたいと思ったら、ホント一生懸命やります。これはいくら親が言っても本人がやる気にならないとダメみたいです。そういう姿を実際に小学生の間に見ることができたのは良かったなと思っています。

何かを好きにさせるっているのは、難しいことだなあと思うのですが、子どもたちがバスケットボールを好きになってるのを見ると、いいチームだなあと思って見ているところです。

コーチは、極端に厳しい、極端に甘いというわけではなく、とてもメリハリのついた指導をされている感じです。指導したプレーが技術的にできないことに対しては決してしかりませんが、やろうとしないことにはしかります。挨拶はきちんとしないとしかりますね。

練習以外の時は、子どもたちにからかわれたりしていますので、きちんと信頼関係ができているんだなと思って見ています。

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