コーチ:20241019【時代・体験・運動会】
3つのラインナップで
ブログを書いていこうと
考えた
です。
◆運動会◆
本日、土曜日は・・・優勝しなければ休みにしなかったのですが、メンバーが頑張ってくれたので、休みにしました。(ミニだけね)優勝していたのなら、オールOFFにするつもりでしたが、叶わなかったので、仕方ないです。運動会、頑張ってほしいなって思ってたけど、雨は降ってないけど、じめじめ&しとしと降ってるので、どうなるかな?って感じです。
◆体験さん◆
現在、上クラスは勝手にネギ男、強化計画を進めています。素人軍団である、ネギ男をどうにか強くしようとたくらんでいます。”はく”が上クラスに上がったときに、決めたんです。ネギ男をどうにか強くさせて、”はく”の頑張りに答えると。1番に上クラスに届をだしてくれた事に対し、私は答えなければいけないと思ったし、そのやる気は決して奪ってはいけないのだと決めています。どんなことがあっても、気持ちを無下にしてはいけない。コーチとして最低限決めている事です。そのうえで、”はく”から”せいしろ”に行き。まぁ・・・・ね?”せいしろ”は妹が・・・まかどに居ますし、何度かお誘いをしてたんですけど、ご両親の力添えもあって、入部が確定しました。そして、ネギ男を強くさせるべく、仲間に引き込んだのです。
「この計画にのらないか?」と。
乗ってくれていると信じているので、あれよあれよで、体験さんが増えていきました。先月1名入部してくれて、今月2名の体験さんが来てくれています。5名揃ってくれたのなら、確実に強くさせます。
人数が大事です。個人能力を育てるにも、人数が必要なのです。
だから、体験さんが来てくれたら嬉しいです。一人でも多く、コートに立ちたいと考えてくれる子が増えてくれたらいいなって思います。今日も体験さんきてくれるって言ってたので、楽しみです。
◆時代です◆
私の中学時代の部活動時間を書き出してみました。
朝5時からシューティングを行い、通常朝練をこなして授業中寝ます。ぇ?
【5時~7時】
毎日最低500本以上の3Pを打ち込みます。
【7時~8時15分】
通常部活の朝練です。
ひたすら、タップでした。ぇ
とにかくタップ。何度も何度も、あれができてない、これができてない、こうするべきと、動きながら話をして、ひたすらタップ。想像を超えてのタップでした。
【授業中】
寝る。テスト中も寝る。とにかく寝る。寝てても怒られませんでした。成績が下がるぐらいだし、寝てて社会のテストで0点を取ったことがあります。よだれが答案用紙についていて、回収する子が、泣いていたの?と聞いてきたから、涎とは言わず、泣いていた。と言いましたが、涎です。ぇ?先生が、寝てたな?。というから、寝てました。眠かったです。って答えました。でも、成績がマイナスになることはなかったです。抑えなきゃいけない期末テストで点数をとるので、中間試験で寝てようが関係ないと思っていたから。(学業で言えば、ひどい中学生活でした。)
【12時30分~13時】
部活動昼練
給食を即食べ終え、なぜか知らんが、バスケ部は給食清掃なしで、昼練に向かう事ができたので、食べ終えた子達は、体育館に集合し、フリースローを打ち込む、ひたすら打ち込む。
【午後授業】
プールの時は最悪でした。眠れないのですから。ただサボっている時もあって・・・そらサボりたくなる時もあります。色々理由をつけてはプールに入るのを拒みました。だから、泳げないんじゃないか?と噂されてました。が、理由はありましたよ。
水着を親が用意してくれなかったからです。貧乏だから、水着のサイズが合わない、姉の水着を使うように言われていたけど・・・誰が思春期の女子のぶかぶかな水着を着用し、プール授業をうけるんだよって話です。だから・・・友達のおねーさんがおさがりでくれるものを着たりして授業を受けていましたが・・・まぁ~ほぼプールの授業をうけてないので、先生から提案されました。
先生も泳げないと思ったんだと思います。誰もが泳げないから、水が怖いから、授業受けないんだって。このままでは、2学期の成績を落とすことになる。体育に「1」がつく、バスケ部は終わりだって顧問にも言われてましたから・・・さぁどうしようかって話ですけど。残念ながら、私は泳げるんです。見よう見まねで、バタフライも泳げます。
体育の先生が全員の前で言いました。
「クロール50m」
「平泳ぎ50m」
「背泳ぎ50m」
「泳げたら、通知表に5をつけてやる」
時代ですよね。もう、先生のやりたい放題な、内申書。
これはラッキーでした。誰もが、バスケしかできない馬鹿だと思ってるので、こんな提案飲まないわけにはいかないだろって、クリアします。サッカーの授業も、ソフトボールの授業も、剣道の授業も、すべて見よう見まねでクリアしてきました。
当然ね・・・できない事もあります。
家庭科の裁縫授業の時、浴衣を完成させなきゃいけなかったのですが・・・惨敗に終わりました。内申書に技術家庭に「2」がつきました。人生で一番の汚点になり、現在も裁縫が大嫌いで、苦手です。でも、やらなきゃいけないというならやるし、少しずつ克服していこうと頑張ってます。
【16:15~21:00】ここが一番時代を感じる時間ですね。
放課後練習は21時まで可能でした。
他の部活動は19時までと決まっていたのに、バスケ部は顧問の先生が少し偉かったのかな?英語の先生でしたけどね。21時まで使う事ができました。外練で10k走った後の、内練は・・・鬼でした。
10k走った後・・・なんで、2メンのエンドレス。
10K走った後の3メンのエンドレス。
雨の日は3回のランニング通路で走った後、筋トレやって、誰が呼ばれてもいいように、体育館を見下ろしながら、やるわけで・・・・。
呼ばれたら、一目散に、下に降りていき、2メン、3メンに参加。
少しでも出番に送れると、筋トレに戻る感じで、1年生の時は、階段の上り下りでてこずる子もいたぐらい、しんどかったです。
通常練習時は、とにかく基礎練習。
ひたすら4時間基礎。反復横跳び、サイドステップ、クロスステップ、シャトルラン、綱のぼり、うさぎ跳びに、ハーキー、ハンドリング。唯一ボールを触れる時間は、先輩と一緒に練習する間だけ。
1年生の時は、とにかく体育館に呼び戻される事、コートに呼ばれることが大事で、それ以外何も考えてない感じでした。
1年生で腹筋が割れてない子は、そもそもコートに立たせてもらえないので、先輩たちの厳しい検査がありました。
私は・・・やせっぽっちで、筋肉つけるのも大変だったけど、腕の筋肉だけはあったので、(ミニバスの時の7年のハンドリングの成果)その部分で呼ばれてた気がします。
1時間のハーキーが、鬼のように皆、感じてたけど、私は苦じゃなかった。なんだったら、ハーキーやタップは好きな練習です。
練習が好きでないと、スキルは伸びないと言われてました。
好きな練習が1つでもあれば、そこから伸びるようになる。何が好きで、どれが好きでを考えていくと、よりバスケの知識が深まり、スキルにつながると。そんな話を1年生の時に聞きました。
なんとなくやる練習でも構わないが、コートに立ちたいと望むのなら、まず練習を好きになりなさい。
その練習の、何がどう好きなのかを考えていく。そこから何に役にやつのか、どうしたらいいのか?考えていき、行動に移していく。
私は、ハーキーが好きだし、タップが好きでした。
ここから得られるのは、3歩ダッシュとジャンプ力とジャンプシュートの習得と、次につなげるパス。ここを極める事が、背の小さい選手には必須だと後付けで考え出した答えでした。
突き詰めた結果、幅跳びでは5m40cm飛ぶことができて(県代表に選ばれたことがあります)172cmマックスだったとき、リングを触ることができました。
練習の成果だと思いますが、結局はその練習が好きで、好きすぎて極めた事だと思います。
後ろから飛んでくる先輩のエルボを食らった事もあります。男子の先輩なので、エルボも痛いし、ついていかなきゃいけないのに、小さくて足が遅い私が邪魔をしている状態。男子の先輩たちは怖かった。でかいし、こわいし、はやいし、キン肉マンだし・・・まじでしんどい中、そこにぶち込まれて・・・なんでエルボまでくらうんだって泣きそうになると、先輩たちが、泣くならでてけ!!と怒鳴りあげる。
あぁ、私はこういう場所で育ててもらったから、今も消えないんだなって。強くなるためには、泣く事よりも、行動することが大事なんだなって。時代ですよ。ほんと・・・時代を感じます。
【土日祝日】
ほぼ、遠征。
近所の高校生を相手に練習試合。県外はなかったけど、市街に行き、練習試合。この時20k未満のエリアなら、大荷物をもって、歩き。20k以上離れていたら、自転車。
遠征は・・・あまり覚えてなくて、覚えているものもあるけど、一番覚えているのは、レイアップにいくための、先輩のパスを外したこと。
先輩ぶち切れて、先生に下げるよう指示してたけど、先生は3ミスしなきゃ、立たせるっていう指示。それを見てた私は、ひたすらミスなしで動かなきゃいけない。疲れても、絶対にコートから降ろされない。で、帰りも歩きでしょ?誰も荷物もってくれないし、先輩の荷物も1年がもつし、どうなってんの?な状態。
文句言わず、生き残るためには指示に従うしかない。これは全国に行くために必要な事だと言い聞かせて、ひたすら頑張っていました。
【休日は・・・】
部活動のお休みは、期末試験中のみ。
期末試験前のお休み?ないない。あるわけない。もう、バスケしかしてない。試験中の3日間だけがバスケ休み。バスケ部は成績が悪いと、コートからおろされます。だから、この3日間は本当に過酷。普段寝ているので、一夜漬け状態。
これは先輩達も同じで、バスケ部の塾レベルは、英語の塾に行く人が数名いただけで、あとは塾無し。
私の代は、塾が流行りだして、あそこがいい、ここがいいって話が飛んでましたが、私の塾の先生は2個上の先輩達です。
とにかく、先輩達がひたすら、教えてくれました。
数学ができなきゃ、バスケはできない。国語・社会ができなきゃ、顧問の話を理解できないだろ?理科ができなきゃ、チャレンジ精神をわき起こすことはできない。実験が得意な子、結果を望む子、理科はそれぐらい大事だと。
英語?・・・。
顧問の先生が英語の先生だから、そこは絶対90点台をださなきゃ、だめだ!先生が喜ぶ事はやらなきゃダメだ!練習に響いたら、しんどいだろ!!な?と・・・・。
5教科の解説をされながら、ひたすらゲームセンターに来い!と呼び出され・・・先輩の肩たたきをしながら、単語を言うっていう。今じゃ絶対に考えられない勉強法でしたね。
おかげさまで点数はとるんですが、テストあけの部活動は鬼でした。コートに立てないと踏んでいるメンバーは塾との両立をし始めたのも、このぐらいだったと思う。
コートに立てるAチームに選ばれる子でも英語は必須塾だった気がします。うちは、貧乏だから、姉二人は塾にいってたけど、私はいかせてもらえず。
目標が別にあったからね。
そこで手いっぱいだったし。
ともあれ、本当に時代を感じます。
今は・・・・あれがだめ、これがダメ、うさぎ跳びもダメ、夏場は10分起きに水分補給・・・。
学業優先で、バスケは二の次。やりにくいような、やりやすいような・・・へんてこな時代だなって思う。
とはいえね?
大事なのは、昔の話ではなく、今の話。
どうバスケと向き合い、どう学業を成立させ、自立に向け動けるか。ですね。
子供達の見たいが、より豊かであることを願いながら、大人が動く。そういう時代なんですね。私も古臭い習慣をすて、先に進まなきゃいけないなって思います。つい、昔はこうだった、あーだったと言いがち。
じゃなくて、終わったことに囚われることなく、先の事に必要な事だけ拾い上げて、指導していきたい限り。
もし、本当に上手になりたいと思うなら2対2をエンドレス3時間、毎日やったらいいよ。そしたら、パス、シュート、ドリブル、ディフェンスと強化できるから、それらをやる時間もないし、それらを遂行できるメンタルの強い子が、世の中にいるとは思えないけどね。
弱体化が進んでいるからなおさら。
ただね。
コーチは、有言実行。
300シュートやろうか?ってなったら、やるのよ。1対1、2時間やろうか、ってなったらやるのよ。貴方達が望むことであれば、力を使うよ。
それは、コーチとメンバーのバスケ強化という契約だからね。
なが~くなりましたが。
短編小説よ読むかのように、活字を読んでいただきたくて、長くしました。本を読むより、手軽だと思います。読書が嫌いな子が少しでも活字に興味を持ってくれたら何より。