M&S history2019春
2020/10/08 00:09
新チームでの試合が中心となり、春の大会出場では数々の成績を残したASAHI。
その中の一員として活躍を見せていたけれど、いつ頃からかあんまり笑わなくなった…。
強くなるために、みんなで勝つために、キツイ練習にも耐えた。
毎週のように練習試合。
ガードとしての2人の役割は大きく、失敗が本人たちを苦しめた。
繋げられなければシュートも打てない、相手の流れに変わる。
周りからの「あ~…」という声、ベンチからの怒号。天を仰がれ…。
その反応が子供たちを余計に自信を無くさせてしまったんだと思う。
そんなの気にすんな!って励ましても、大人みたいに割り切れないよね…
まだ子供なんだもん。
どんな風に声をかけてあげればよかったのかな…。
それからしばらく、そんな日が続いた。
あるとき練習が終わって、「もうバスケ楽しくない!」ってお風呂で大泣きしたことがあった。
今までそんな行動なかったのに…。
本人をなだめて、話し合って、「練習どうする?しばらく休む?」って聞くと、「嫌だけど逃げたと思われるから休みたくない。」って。
それからも毎日欠かさず練習に行った。行けば大好きな友達がいるから。
どんなに上手くいかなかったとしても、自身をなくしてても、友達という存在が#Sを支えてくれた。
試合のあとに泣きそうになったとき、急なお泊り会で元気づけてくれた。
久々に見た#Sの笑顔を見て、涙が出た。
一番つらい時期、私も一緒に支えてもらっていたんだ思いました。