兵庫県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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ひとづくり

2025/06/27 10:07
  

今日は朝から和歌山出張です。

久しぶりにゆっくり電車に揺られてブログを書きます😄



座席に座り。Yahooニュースなどを見ていていると何かドッと疲れました。

教育者が関係する不祥事のニュースを目にしました。『ストレスを抱えていたので…』と言い訳をして、仕方なかったようにコメントが残されています。


未来ある子どもたちの人生に関わる立場の人間は、この事案による子どもたちへの影響力を考えないといけないです。

教育は、これからの未来をつくる子どもたちを育ていくために、何ものにも変え難い最重要な仕事だと考えています。

世界の紛争が起こるのも、根に教育があり、未来の世界を変えることができるのも教育です。



ストレス…そんなの言い訳にならない…という世代感の違いかとも感じました。

私にとって、教師という仕事は、本当にやりがいがあり、日々が新鮮で楽しい仕事です。成長期による課題や問題も発生しますが、これがこの仕事の醍醐味であり、最も大事な成長過程です。




バスケットボールや、ものづくりを通して、「ひとづくり」を仕事としている自分にとって、卒業後の人生を逞しく生きていく人間をどのように育てていくかを常に考えています。ストレス耐性、切替力をつけるのもそのひとつです。






もう少しで50を迎える私たち世代は、友達とつるんで悪いこともしましたが、先生には怒鳴られ、しばかれ…対、大人との戦いでした。まわりからの愛情と熱量は、充分に感じて育ちました!

また、高校生の時には、阪神大震災、地下鉄サリン事件、ノストラダムスの大予言… いざ自分たちが社会に出る時には、就職氷河期でした。

学校や社会では鍛えられて、諭してくれる家族や苦難を共にする友を大事にする考え方が自然と養われてきました!


これは主観ですが…ひと世代上のバブル世代の先輩たちと、ひと世代下のゆとり世代を後輩に挟まれる特殊な世代だったと思います(^-^)

だから…と言う訳ではないですが、同年代の仲間たちには逞しく生きている奴らが多く、意外と楽観的で、ストレス耐性にはとても強いです!


今の子どもたちに対しても、ストレス耐性をつけてあげなければ、『ストレスを抱えていたから…』という事案はなくならないと思います。子どもたちに我慢させることと愛情をかけることを、大人が意識しての教育です。


バスケと一緒で、人に攻撃する方法を学んだ攻撃力が高い人間が多くなっている反面、結局は防御力や忍耐力が高いチームが勝ち上がっています。


部活動は、バスケだけでなく、いち人間の防御力や忍耐力を身につけて来ました。


それでも、部活動をなくしていく日本の未来はどうなるでしょうか?




世の中を動かしているひと世代上の先輩たちの中でも、今、龍野北高校に来てくださっているコーチは、子どもたちを育てるために全力です。バブル期、氷河期、ゆとり世代…多くの高校生をみて、高校生を育てることに尽力して来られました。

教師という仕事に人生をかけて来られたのだと思います。コーチの熱い思いと行動力は、確実に高校生たちの人生に影響を与えています!


『近畿大会行くぞ!』

『県トップのレベルを目指すぞ!』

練習中、熱い言葉が飛び交っています!



龍野北バスケ部は男女ともに、バスケットボールが大好きになる活気あるチームですが、決して楽な活動ではないです。

これからもバスケットボールを通して、忍耐力、コミュニケーション能力、思考力、問題解決能力、協調性など、さまざまな能力を伸ばしていきます。


最終目標は、社会を逞しく生きるひとづくりです。

この前の練習試合後に、3年生インサイドが相手チームの留学生からナイスファイト!とハグされていました😄184で、200を必死に抑えて我慢したことで得た成長と出会いです。



こんなバスケットボールが大好きな奴らを…育てていきたいです!


先日の『たつの市社会人大会』では、多くの教え子たちがチームを作って、バスケを楽しんでくれました。



バスケットボールを通して

ストレス耐性…全然大丈夫です👌成長しました!

コミュニケーション…コミ力も抜群です!

思考力、問題解決能力…チャレンジし続ける力があれば成功します!

協調性…これが無かったら集まって来てないです!

そして、仲間… 彼らは、きっと今から逞しく生きていきます。



最近、練習後に誕生日のメンバーを祝う円陣が伝統となっているようです。この明るさも部活動ですね

誕生日おめでとう🎉

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