遠征を通して
遠征の3日目は
太子高校にお邪魔して合同練習を行いました。
前半のディフェンスにおける手の使い方はヒントがたくさん。
選手にとっては難しい概念ですが
体の一部で、有効に使える部分の新しい感覚を、私自身に入れることができました。
後半は二日目練習の内容をもう少し具体的に磨きます。
「判断力」や「思考力」を具現化する
「行動力」や「表現力」といったもの。
瞬間に絞り出す勇気と心構え。
この連続。
とてもいい練習になりました。
とにかくうちの2人にとっては刺激満タンの三日間。
バスケットを頑張る仲間は、学校を超えて、学年を超えて、たくさんいるんだね。
そういう意味でも、私たちは2人ではないし、ヒトリでもないし、いつでも励ましあいながら高め合える仲間でいてほしいと思います。
指導者も同じく。
伊藤先生、沼田先生、中山先生、
本当にありがとうございました。
たくさんの思いを共有させていただけた事が
私自身の次にもつながります。
自分で自分を好きでいるために。
自分しかできない事が必ずある。
そういう場所を見つけていくことができたら。
自分にしかできない事ができたという経験が
自分自身を少しずつ好きになれることにつながると思います。
そしてそれを、より確かにするのが
人からの「ありがとう」だったりします。
子どもたちをみていて、本当にそう思いました。
承認欲求は誰にでもあります。
大人にも子どもにも。
中間をいきる高校生には
とってもそれが大切だと感じています。
それが満たされると、がんばれる。
笑顔で生きていける。
人に認めてもらうために生きるわけではないけれど
心血を注いだことが人に認めてもらえるということは
必ず励みになって
またがんばる力になります。
たくさんの経験を通して感じたゴニョゴニョの先に、パッとひらけるみたいな、そんな光が差した経験をすると、
ちょっと世界の見え方がかわることがあります。
今回、こういったバスケットを手段とした心と体の経験を通して、またたくさんのあたたかい人との交流を通して、その場にいたみんなが、「自分のことが少し好き」になれたらいいなと思っています。